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人類学者と言語学者が森に入って考えたこと
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 教育評論社 |
発売年月日 | 2023/08/08 |
JAN | 9784866240848 |
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
薄々勘づいている事の幾つかがアカデミックな言葉で書かれている。 何回も言葉を変えて書かれているのはパースペクティズム(他者視点 perfectivism )という耳慣れない言葉だ。「他人の気持ちになって考えなさい」という言葉は親や兄弟からも言われた筈だ。だがこれは所謂人間は同じ関節、筋肉、文化などを共有化できるという前提にたっている。 これが如何に嘘っぱちで危険な考え方であるかを癌闘病や尹雄大さんの講座を聞いて思い知った。 人間の身体は個性があり脳の使い方もそれに結びついて違っている。これがヴィヴェイロス・デ・カストロという人類学者の「多自然主義」であったり生物学者のいう「環世界」という言葉に現れている。 多文化主義をとるか多自然主義をとるか?多文化主義では「真剣に受け取る」事が出来ないのではないか。違いを認める事で「近づく」事が出来る。 伊藤雄馬さんという人類学者がいうには複数の自己がある事を認めよと提言されている ①科学者の自己・・・三人称の自己、世界は一つ、共有化されている。(良し悪しに結びつく)→結果的に世界との隔たりを強める ②芸術家の自己・・・一人称の自己、世界は無限に異なる。(好き嫌い)→距離感を失い自分に溶けて混ざる その二つの関係性が相補的である時に身体が現れる。矛盾を乗りこえる第三の視点が必要だ。 人間は一人一人が違うものを見ているという前提でそれを言語化して伝えられると信じている。それが二つの矛盾する自己を自分の内に存在する何よりの証拠である。
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同調してほしい人と会話をしていてよく変な空気になるのはパースペクティヴってしまう癖があるからやなと自覚しました。
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誤植が複数箇所あり、とてもテンションが下がる。きちんと校閲されていないのかな、適当に作られた書物なのかなとがっかり。 内容も、対談なのでそこまで深くはない。 「文化人類学者がフィールドで出会った所謂『未開の民』から現代日本人は何を学べるか」という問い自体はあらゆる文化人類学本で...
誤植が複数箇所あり、とてもテンションが下がる。きちんと校閲されていないのかな、適当に作られた書物なのかなとがっかり。 内容も、対談なのでそこまで深くはない。 「文化人類学者がフィールドで出会った所謂『未開の民』から現代日本人は何を学べるか」という問い自体はあらゆる文化人類学本で使い古されたテーマがあり、本書は「ofの人類学からwithの人類学へ」を提唱しているが取り立てて新しい視点だとは感じられなかった。 ただ、「あわい」で生きる=森の民といる時の自分と日本社会で生きる自分を明確に区別せず、自分の多層性だというふうに捉える というのは共感する。 私も中国にいる時と日本にいる時では振る舞い方が多分結構違うと思うけどどちらも自分自身だとおもっている。 ていうか、文化人類学者もみんなそう思ってるんじゃないのか? あとは、奥野さんの「他者のパースペクティブから世界を見る」の論考は面白かった。 パースペクティビズムは本来捕食者と被捕食者の「眼」の奪い合いであり、生態的課題を達成するための実用的パースペクティビズムであるという指摘は大変興味深い。 「他者の視点に立ってものを考えよう」などと言うとこれまた説教くさくなるが、「それは生き残るための生態的戦略だった」と言われるととてもしっくりくるし生き物にとって重要な考え方なんだな!と素直に思える。
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