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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2023/08/04 |
| JAN | 9784750518060 |

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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
前情報なしに手に取ったため、思っていたよりきちんと研究色の強い本で面食らった。が、興味深いトピックが多かった。 "「子どもを持つ」、「育てる」、「過ごす」をすべて同じ人に一致させようとする力学が働く限り、誰もが子どもを産む状況は想像しがたいが、このような厳しい環境のも...
前情報なしに手に取ったため、思っていたよりきちんと研究色の強い本で面食らった。が、興味深いトピックが多かった。 "「子どもを持つ」、「育てる」、「過ごす」をすべて同じ人に一致させようとする力学が働く限り、誰もが子どもを産む状況は想像しがたいが、このような厳しい環境のもとで、あえて子どもを持つ選択をした親に大切に育まれた人びとが次世代の社会を作るなら、近未来社会の価値意識には意外なほど急速な地殻変動が起きる可能性はあると思う。" 日本では男女での家事育児にかける時間の差が5倍以上ある、というデータは、自分が子育てしていても実感するところ… 自分の子どもは男女両方いるが、どちらも家事はできるようになってほしいし、理系文系偏りなく学んでほしい。自分がエンジニアをしているから余計思っているのはかもしれないが、周りで子育てをしている人でそう思う人はそれなりにいる印象。 そういう人がさらに増えれば、ジェンダーでの役割分担も、自分たちの子供が成人する頃あたりまでに急速にかわるのかもしれないとも感じた。 あと、イギリスみたいにホームパーティーしないといけないような風潮は自分に向いてなさすぎるとも感じてしまった… どの国も子育て環境に関しては一長一短って感じかなとも思った。
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絶賛ワンオペ育児中で、タイトルに惹かれて手に取りましたが、 何人かの研究者?の方がイギリスや日本の働く時間や家事の時間などのデータをひたすら解説していて、面白みがわからず。。入り込めず。。 私が読みたい内容とはかなり違うものでした。
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家族で食事を共にできない日本。 社会学者の品田知美氏ら4名の共著による家族論。 日本とイギリスとの家庭に関する意識調査、比較が面白い。 (韓国および)日本の男性は有償労働の時間が諸外国の中では突出して多く、家事労働の時間が極端に少ない。日本の家庭は父親不在が普通で、母と子で「家族...
家族で食事を共にできない日本。 社会学者の品田知美氏ら4名の共著による家族論。 日本とイギリスとの家庭に関する意識調査、比較が面白い。 (韓国および)日本の男性は有償労働の時間が諸外国の中では突出して多く、家事労働の時間が極端に少ない。日本の家庭は父親不在が普通で、母と子で「家族」となっている現状がある。母が無償労働(≒家事)の多くを担っており、負担に感じている部分が多い。ただしガーデニングやペットの世話など、日本では趣味と考えられているものがイギリスでは家事(無償労働)と捉えられるなど、家事の時間を多く取れることが生活にゆとりをもたせることにも繋がっている可能性がある。 イギリスの家庭では他の家族を家に招いてホームパーティーを行うことが多い、そのためか、リビングの風景には子供の私物は殆ど見られない。一方で、日本ではリビングに子供の私物が当たり前のように置かれている。これは国民性の違いもあると思われるが、日本では休日は家族が共に過ごすための時間を取るのが精一杯で、他の家族を招いたりする余裕がないという要因も大きい様に思われる。 公私は日本では闘争となり伝統的に公が私より優先(すなわち男>女)される。一方でイギリスは公私分割社会。
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