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残奏 中公文庫
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残奏 中公文庫

佐藤青南(著者)

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残奏 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2023/07/21
JAN 9784122073906

残奏

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商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/06/06

音楽隊採用の鳴海桜子と、捜査一課刑事の音喜多弦がバディを組み、難事件を解決するシリーズの第3弾。 他人の顔が見分けられないながらも、顔以外への観察力で名推理を働かせるが、食べ物に目がない大食漢、桜子のキャラで、この小説クセになる。 今回は、殺人事件の遠因があるということで、桜子と...

音楽隊採用の鳴海桜子と、捜査一課刑事の音喜多弦がバディを組み、難事件を解決するシリーズの第3弾。 他人の顔が見分けられないながらも、顔以外への観察力で名推理を働かせるが、食べ物に目がない大食漢、桜子のキャラで、この小説クセになる。 今回は、殺人事件の遠因があるということで、桜子と音喜多が北海道に飛ぶ。北海道の食の名産品に貪欲なまでに目がない桜子の行動に思わず笑い。 事件の背景に「いじめ」があり、登場人物の一人が吐く言葉は著者による告発だろう。 「私、思うのよ。見て見ぬふりとか、しかたなくとか、結果的にいじめに加担した・・・っていうほうが、わかりやすい悪意を持っていじめをする人間よりよほどたちが悪いんじゃないかって。後になって大丈夫?って気遣ったり、酷いことをするねって文句を言うぐらいなら、そのときに止めてくれればいい。それをせずに、後になって気遣いを見せる人って、やさしい人を演じているだけだよね。マジでタチが悪い。むかつく」 同一の著者によるそれぞれのシリーズものでは、主人公役はどこかしら似た風貌を見せる。しかし、このシリーズの鳴海桜子と、行動心理捜査官シリーズの楯岡絵麻とは、同一作者とは思えないほどのキャラの隔たりが。

Posted by ブクログ

2024/05/04

以前同じ作者の別のシリーズ物を読んだ事がありますが、そちらとは全く異なる世界を描いており、すごいな…とまず感服してしまいました。 シリーズ物であるのは知らずに読みましたが、主人公の生い立ちなど最低限の説明はされているのでそんなに気にせず読む事が出来ました。 他者の様々なプライベ...

以前同じ作者の別のシリーズ物を読んだ事がありますが、そちらとは全く異なる世界を描いており、すごいな…とまず感服してしまいました。 シリーズ物であるのは知らずに読みましたが、主人公の生い立ちなど最低限の説明はされているのでそんなに気にせず読む事が出来ました。 他者の様々なプライベートに、良い意味で遠慮なく踏み込んでズバッと言ってくれる主人公の姿勢が気持ち良く、読み進めるのに良い塩梅となっているように感じられました。 許されない行為をした加害者の事はしっかりと断罪しつつ、しかしその加害者に対する復讐の正当性は否定する所がただのスカッと物とは一線を画す箇所であると感じました。 クライマックスの解決シーンは疾走感があり、脳内に情景が浮かんできました。作中で演奏される楽曲を聴いてみたくなりました。

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2024/02/26

ミステリー小説 プロのミュージシャンが屋上から転落死事件 そこでペアを組んだ音大での署女刑事と本庁刑事 繋がりは吹奏楽部と部活顧問 だんだんと繋がっていく点と点が面白く女刑事の言葉は今を生きる大人としても子供としても刺さる言葉がある そして最後の最後に分かった事実はちょ...

ミステリー小説 プロのミュージシャンが屋上から転落死事件 そこでペアを組んだ音大での署女刑事と本庁刑事 繋がりは吹奏楽部と部活顧問 だんだんと繋がっていく点と点が面白く女刑事の言葉は今を生きる大人としても子供としても刺さる言葉がある そして最後の最後に分かった事実はちょっと驚いた

Posted by ブクログ