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黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867-1945 講談社現代新書2712
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/07/20 |
JAN | 9784065328583 |
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黎明 日本左翼史
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商品レビュー
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1.この本を一言で表すと? 戦前の左翼の活動を歴史的にまとめた本。 2.よかった点を3~5つ ・日本共産党を過大評価したコミンテルン(p179) →コミンテルンから裏金が共産党に流れていたのは驚きだった。 ・辻潤(p141) →尺八を吹くことと詩を書くこと以外ほとんど何もせず...
1.この本を一言で表すと? 戦前の左翼の活動を歴史的にまとめた本。 2.よかった点を3~5つ ・日本共産党を過大評価したコミンテルン(p179) →コミンテルンから裏金が共産党に流れていたのは驚きだった。 ・辻潤(p141) →尺八を吹くことと詩を書くこと以外ほとんど何もせず生活の糧は物乞いをしている放浪生活を送りました。究極の個人主義者ででいたんだなと驚いた。 ・大逆事件の衝撃(p127) →当時の政府のやり方はかなり無茶な部分があったと感じた。 ・社会運動をやる上では入り口がものすごく大事だと思いますね。自分たちで働いてお金を集めるなり、薄く広くカンパを集める手段を最初から確立していれば、コミンテルンからの援助が断たれても、(略)銀行強盗に行き着くことはなかったはずですし、そもそもコミンテルンに絶対服従する必要も生じなかったはずです。(p245) →この部分の失敗が今後に生かせれる教訓だと思う。前回の読書会の「香川にモスクができるまで」ではこの入り口の部分がうまくいっていたのだと思う。 ・日本共産党は百年史を刊行していません。(p246) →意外だった。池上彰の指摘するように、そもそも反論するだけの理論的蓄積を持った人材が払底してしまっているのか? 2.参考にならなかった所(つっこみ所) ・資料の引用が多かった。 3.実践してみようとおもうこと ・ 5.全体の感想・その他 ・戦後すぐの左翼史をだいぶ忘れてしまっているので、今回の本とのつながりを再確認する必要があると思った。 ・日本右翼史という本も誰か書いて欲しいと思った。
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