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ヒゲの文化史 男性性/男らしさのシンボルはいかにして生まれたか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
発売年月日 | 2023/07/03 |
JAN | 9784623094387 |
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ヒゲの文化史
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商品レビュー
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11557869
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この本を読んでいる時に、最高裁が性別変更の手術要件は違憲という判決を出しました。これからも軋轢はあるかもしれませんがジェンダーについての社会的認識は不可逆に更新され続けていくことと思います。ここらへんの話題って男女の境目で繰り広げられている印象がありますが本書はそれを「男らしさ」...
この本を読んでいる時に、最高裁が性別変更の手術要件は違憲という判決を出しました。これからも軋轢はあるかもしれませんがジェンダーについての社会的認識は不可逆に更新され続けていくことと思います。ここらへんの話題って男女の境目で繰り広げられている印象がありますが本書はそれを「男らしさ」というテーマに絞って「ヒゲ」という切り口でその歴史を語っていく本です。一見、狭いように思いますが、書名にある文化史のみならず宗教史、権力史、社会史、でぐいぐい拡げていきます。それもメソポタミア文明から、という時間軸の長さで。ヒゲから見える人類の歴史ってこんなに長大で広大なんだ、と引き込まれてしまいました。ありきたりな定型ですが「たかがヒゲ、されどヒゲ」。顔の上の毛ということを巡りこんなに人類が葛藤を続けてきたのか驚きでした。そういう意味では今もヒゲの意味の変革は起こっていると思われます。ただヒゲを語ることは男性性を語るということだとしたら、冒頭のジェンダー問題を視野に入れたときにヒゲの意味も人類が直面したとこのないフェーズに入るのかもしれません。今年観た映画「Barbie」でKen’sWorldは世界の半分であったようにヒゲワールドも世界の半分になるのか…
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