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アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論 朝日新書914
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2023/07/13 |
JAN | 9784022952219 |
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アベノミクスは何を殺したか
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
自称アベノミクスの名付け親、アベノミクスという呼称は、レーガノミクス同様否定的文脈で用いたらしい。安倍晋三の経済ブレインであった浜田宏一からは、天敵呼ばわり。著者の自己紹介である。これらを自らの勲章として、述べるのはアベノミクスの功罪。いや、タイトルに「何を殺したか」とある通り、...
自称アベノミクスの名付け親、アベノミクスという呼称は、レーガノミクス同様否定的文脈で用いたらしい。安倍晋三の経済ブレインであった浜田宏一からは、天敵呼ばわり。著者の自己紹介である。これらを自らの勲章として、述べるのはアベノミクスの功罪。いや、タイトルに「何を殺したか」とある通り、バランスの良い本でない。複数名の有識者に評価を問うた本。 流動性の罠。金利ゼロ下にそれ以上の金融緩和をしても効果を為さない状態。アベノミクスによる金融緩和が意味を為さなかったという意見が多い。結果論だが、しかし後から振り返り現状からは正しく物が言える。 以下、翁邦雄。グリーンスパン曰く、人々が物価のことを気にしなくなった状態が物価安定状態。年金や賃金との相対関係において決まる。MMTにおいて、自国通貨発行可能な中央銀行を持つ国にはデフォルト危機は存在しないという論は自明。だからといってどんどん拡張しても良いかと言えば、インフレコントロールにおいて制御を失う。 日銀が紙幣を刷りまくって国債を買い上げる。それによって国債価格は上昇し、長期金利が低下する。一見すると景気刺激策のようだが、大量の国債消化にいつも苦労している財務省にとっては、国際管理政策で助かる面もある。だがそのような財政ファイナンスまがいの政策は、海外から横槍が入り持続可能ではない。黒田日銀は500兆円近い国債を買い上げ、事実上の財政ファイナンスをやってきた。2013年には国債の日銀による保有シェア12%だったが、2022年には52%。 資本主義は失敗すると予言したのはマルクスだが、シュンペーターもまた資本主義は永遠には生き延びられないと見ていた。ただし理由は異なる。資本主義は失敗するどころか、成功しすぎてさらなる革新が求められるようになり、自壊するというのがシュンペーターの考え方。 果たしてアベノミクスが果たし得なかったデフレ脱却をやり切れるか。これからが勝負だ。
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アベノミクスの名の下、リフレ派がやりたかった事は政策では実を結ばず、結局はコロナやウクライナ、ガザといった世界の不安定化によって目的に向かいつつある様な感覚がある。日本一国ではどうしようもなかったと考えると忸怩たる思いがある。 金融緩和の代償として背負った一層の財政不健全。 日...
アベノミクスの名の下、リフレ派がやりたかった事は政策では実を結ばず、結局はコロナやウクライナ、ガザといった世界の不安定化によって目的に向かいつつある様な感覚がある。日本一国ではどうしようもなかったと考えると忸怩たる思いがある。 金融緩和の代償として背負った一層の財政不健全。 日本国債が潮を引くように買い手が付かなかった時、この国はどうなるのか。その潮目を体験して初めて後の世代への贖罪となるのかもしれない。潮目を延命させるのは正に無責任であるように思う。 所で黒田前日銀総裁は退任後これほど短期間に私の履歴書の執筆を引き受けたのだろう? もしかすると後に成れば成る程自らの政策の粗が晒されるのを警戒して、今の内に引き受けてしまおう、と考えたのではないか?と思わず勘繰ってしまう。 又、官僚の私の履歴書は基本つまらない。ホントただの履歴書を読んでいるよう(今連載中の武藤元財務次官しかり) 江崎書店袋井店にて購入。
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インタビューをうけた方々は、日銀に出口戦略がないこと、国債の財政規律に対する円債市場の「警告機能」が機能していないということを述べるので、結局は「日本銀行 我が国に迫る危機」を読んだほうがいいかも。
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