- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-01-02
ボクハ・ココニ・イマス 光文社文庫
定価 ¥858
330円 定価より528円(61%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2023/07/12 |
| JAN | 9784334795559 |
- 書籍
- 文庫
ボクハ・ココニ・イマス
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ボクハ・ココニ・イマス
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
人との交流を禁じられ、他者から見えない存在となる「消失刑」を選んだ主人公の浅見克則が体験する孤独と葛藤を描いた作品です。些細なトラブルから傷害事件を起こし、自らの行いと向き合う彼が、孤独の中で感じる絶望や愛おしさは、読者に深い思索を促します。特に、「本当の孤独」を経験することで、他者との関わりの大切さを再認識させられる点が魅力的です。物語を通じて、克則の一途な想いと成長が心に響き、最後まで引き込まれる展開が展開されます。孤独をテーマにしたこの作品は、誰もが共感できる普遍的なメッセージを持っています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
懲役一年の代わりとして『消失刑』を受けることになった克則。試験的に実施とは言え、お役所仕事らしく穴だらけ…穴に落ちた時の救済策が用意されていないのも、あり得そう。
Posted by 
些細なことで傷害事件を犯してしまった浅見克則は懲役1年の判決を受ける。しかし、試行段階の『消失刑』を選べば刑期は短縮され自宅で過ごせるという。ただし特殊なリングを装着して他人からは“見えない”存在となり、人との交流は完全に禁じられる。深く考えずに『消失刑』を選んだ浅見に押し寄せる...
些細なことで傷害事件を犯してしまった浅見克則は懲役1年の判決を受ける。しかし、試行段階の『消失刑』を選べば刑期は短縮され自宅で過ごせるという。ただし特殊なリングを装着して他人からは“見えない”存在となり、人との交流は完全に禁じられる。深く考えずに『消失刑』を選んだ浅見に押し寄せる過酷な運命とは…。 “何かを受け入れることによってもたらされる過酷な運命“。その時、人はどう生きるべきか…という命題を嫌でも考えずにいられなくなる。梶尾真治の作品に共通する視点だと思います。「どんなに孤独が好きな人でもここまでの状況になったら…」と考えると胸が苦しくなりました。 【余談】 本書は光文社文庫2023年7月20日初版。裏表紙折り返しには光文社文庫既刊の梶尾真治作品全8作品名が載っている(全作持ってる)が、近隣、何なら県内の書店では全く見かけない。本書は横浜の新刊書店で偶然見つけた。そもそも本書が昨年刊行されていたことすら知らなかった。私が住む県内の書店では、光文社古典新訳文庫は置いてあっても光文社文庫は置いていない本屋がほとんど。でも、“新刊書情報”は割とこまめにチェックしているつもりなんだけどなぁ。それでも気付けない情報格差ってあるんですね。大都市に住む人にはやはりアドバンテージが大きいと感じた出来事でした。
Posted by 
「孤独が好き」と言うひとはたまにいます。人生の中で何度か、私も言ったことがあるように思います。ただそれは、『本当の孤独』を経験していないからこそ口にすることができる言葉なのかもしれないなぁ、と感じる時もあったりします。『本当の孤独』とは、たとえば本書の主人公である浅見克則のように...
「孤独が好き」と言うひとはたまにいます。人生の中で何度か、私も言ったことがあるように思います。ただそれは、『本当の孤独』を経験していないからこそ口にすることができる言葉なのかもしれないなぁ、と感じる時もあったりします。『本当の孤独』とは、たとえば本書の主人公である浅見克則のように。 熊本にある日用品雑貨の卸問屋で平凡なサラリーマン生活を送っていた浅見克則は、職場で出会った女性に誘われた際、彼女と彼女の前の彼氏の間のトラブルに遭遇し、仲裁に入ったことがきっかけで、傷害事件を起こしてしまう。相手の男性を植物状態にしてしまった自らの行いを悔い、控訴もせず、懲役一年の実刑判決を受け、真摯に罪と向かい合おうとする克則に弁護士は、近年、試験的にはじまった『消失刑』を提案する。刑期が短縮される、という『消失刑』。行動の自由が与えられる代わりに、他者から自身の存在をまったく認知できなくなるリングを首に嵌め、誰との会話も許されない。そして克則が味わうのは絶望的なまでの孤独だった。 誰とも『出会えない』『話せない』、そんなコミュニケーションをまったく取れない絶望の中で、克則は他者とコミュニケーションを取らないといけなくなってくる場面に遭遇します。これは結末に触れることなので詳しくは言えないのですが、重大な事件に巻き込まれる中で、顔も知らない大切なひとを守りたい、と無垢なほど一途な想いに突き動かされて。読み終わった後、愛おしさが胸に広がる、とても素敵な作品でした。
Posted by 
