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いつものところで ワタシゴト 14歳のひろしま・3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 汐文社 |
発売年月日 | 2023/07/11 |
JAN | 9784811330518 |
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いつものところで
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商品レビュー
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修学旅行から帰ってきた後。『いつものところで』、即ち普段の生活において学んだことをどう生かし、これからの人生に活かすか。という事で、旅行中の描写がほぼ描かれず、その前後の変化を読むという構成。 四つの話が収録されており全てに〈山川須賀子〉さんという広島の被爆当時を知る語り部役の...
修学旅行から帰ってきた後。『いつものところで』、即ち普段の生活において学んだことをどう生かし、これからの人生に活かすか。という事で、旅行中の描写がほぼ描かれず、その前後の変化を読むという構成。 四つの話が収録されており全てに〈山川須賀子〉さんという広島の被爆当時を知る語り部役の女性が登場。主人公の中学生らは山川さんと交流をすることで、思春期只中でささくれ立ちすれた気持ちが落ち着き、前を向いて歩み出すきっかけを見出すのである。 物語としては紛れもなく『ワタシゴト』シリーズに違いないのだが、主眼は生徒たちの成長・周囲の人との関わりの変化の部分に向けられているので、既刊2作とは、何と言えば良いか、趣旨が微妙に違うように感じた。 最も印象深かったのは一話目《描く》より、「ちゃんと見てくれ、こんなことがあっていいのか。どうなんだ」(p37)という「市民が描いた原爆の絵」(p26)が放つ訴えかけは胸に強く迫ってくるものがある。これは是非とも併せて絵も見てもらいたいし、戦争を扱った映像作品や記録を子供たちの目から遠ざける昨今の風潮に対するアンチテーゼとも察する。つい先日も『火垂るの墓』が地上波で全く流れなくなったことを疑問視するポストを見かけたが、確かに、せめて最低限、年に一回くらいは戦争について真剣に向き合う機会があって良いのではないだろうか。勿論、大人も含めて。本作中でも親世代が頼りないような描かれ方をされているが、返す言葉も御座いません…。 1刷 2024.9.1
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広島へ修学旅行に出かけた都内の中三生を主人公にした 短編集。 広島に興味なんてなかったくせに、いつのまにか、知りたいという想いが 自分の中に芽生え変わってゆく。 こんなふうに、ひろしまや戦争のことを考えらるようになったら ずいぶん変わるだろうな。 「わたしごと」私事、渡しごと・...
広島へ修学旅行に出かけた都内の中三生を主人公にした 短編集。 広島に興味なんてなかったくせに、いつのまにか、知りたいという想いが 自分の中に芽生え変わってゆく。 こんなふうに、ひろしまや戦争のことを考えらるようになったら ずいぶん変わるだろうな。 「わたしごと」私事、渡しごと・・・ バトンを受け継いでいくこと。
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