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忘却の河(上) 竹書房文庫
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忘却の河(上) 竹書房文庫

蔡駿(著者), 坂田雪子(訳者), 小野和香子(訳者), 吉野さやか(訳者), 高野優(監訳)

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忘却の河(上) 竹書房文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2023/06/28
JAN 9784801928084

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忘却の河(上)

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2024/04/15

申明は南明高校の教師だ。名門の北京大学を卒業してこの高校の国語の教師になった。同期の友はもっと高い地位に就いているというのに。申明に関わる事件が起こる。そして申明が殺される。誰に?、それは後の申明の記憶を持った者にとっても大きな謎だった。輪廻転生を中心に据えたミステリー小説。下巻...

申明は南明高校の教師だ。名門の北京大学を卒業してこの高校の国語の教師になった。同期の友はもっと高い地位に就いているというのに。申明に関わる事件が起こる。そして申明が殺される。誰に?、それは後の申明の記憶を持った者にとっても大きな謎だった。輪廻転生を中心に据えたミステリー小説。下巻ではどんな話に繋がるのだろうか?

Posted by ブクログ

2023/11/19

濡れ衣を着せられ、殺害までされてしまった国語教師が、記憶をそのままに生まれ変わって… #忘却の河 ■あらすじ 1995年の中国、主人公である申明は高等学校で国語の教鞭をとっていた。ある日、教え子の女子高生が図書館の屋根で倒れているのを発見する。救助に駆けつけるも彼女は亡くなって...

濡れ衣を着せられ、殺害までされてしまった国語教師が、記憶をそのままに生まれ変わって… #忘却の河 ■あらすじ 1995年の中国、主人公である申明は高等学校で国語の教鞭をとっていた。ある日、教え子の女子高生が図書館の屋根で倒れているのを発見する。救助に駆けつけるも彼女は亡くなっており、しかも警察に容疑者として逮捕されてしまうのだ。 その後、教師としての職や婚約話もなくなってしまった申明は、自暴自棄になって疑わしい人間を殺害してしまう。しかし申明も何者かに殺されてしまうのだった。 時を経て2004年、とある小学校の授業中に国語の問題に解答する児童がいた。彼の解答は大学教授とも思えるほど高等な内容で… ■きっと読みたくなるレビュー これまた力作ですね、面白いっ 大衆小説として読者を楽しませようという気合をビシビシ感じます。 主たるテーマは輪廻転生ではありますが、謎解き、復讐劇、恋愛、家族愛、師弟愛、社会問題性などてんこ盛り。しかも中国をはじめとする世界中の文学作品が引用され、美しさに浸ってしまうこともしばしば。 上下巻の長めのお話ですが、文章も読みやすく、ラストまで怒涛のように読み切ってしまえます。人間関係が複雑なので、ぜひノートに関係図を書きながら読んでみましょう。そのほうが楽しめると思いますよ。 〇忘却の河 このタイトルは一体なんなのか…?答えは比較的すぐにわかるのですが、中国にはこういう考え方があるんだと勉強になりました。なるほどなぁ~ 本作の一番の読みどころとなる「生まれ変わり」。もし自身が殺されてしまったら、人はどういう感情になり、どんな行動をしてしまうのでしょうか。 主人公が生まれ変わった後、小学生から中学生、高校生と徐々に成長していくのですが、当然前世に関わっていた人物たちも年齢を重ねていく。世代ごとに生まれ変わりの事実を隠しながら、関係性を再構築していくのですが、ここが面白味の妙なんです。 現世では年下なのに前世では先生だったり、前世では恋人関係なのに現世では親子関係になったり。そして物語が進行するにつれ、隠されていた情報が提示され、誰かが殺害されたりと、コロコロと関係性が変わってくる。 まさにジェットコースターのような小説で、登場人物たちの感情の起伏が激しく変化していく。まぁ登場人物は大変な人生でしょうが、読み手からするとめっちゃ面白いんですよね~。ぜひ味わってほしいです。 続きのレビューは下巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4801928099

Posted by ブクログ

2023/07/26

華文ミステリーが本当にレベル高くて面白い。「幽霊ホテルからの手紙」でファンになった作家さんの邦訳2作目?訳者が4人でしかも仏語の翻訳家、と言う点も出版までの紆余曲折を疑ってしまう。少しホラーがかった輪廻転生をモチーフに始まる。日付ごとに展開していくので少年の成長ぶりや申明の命日な...

華文ミステリーが本当にレベル高くて面白い。「幽霊ホテルからの手紙」でファンになった作家さんの邦訳2作目?訳者が4人でしかも仏語の翻訳家、と言う点も出版までの紆余曲折を疑ってしまう。少しホラーがかった輪廻転生をモチーフに始まる。日付ごとに展開していくので少年の成長ぶりや申明の命日などが分かり易く追えるのも読み易い。

Posted by ブクログ

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