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帝国と宗教 講談社現代新書2708
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2023/06/22 |
| JAN | 9784065324462 |
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帝国と宗教
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
世界の歴史をつかむのにぴったりでした。 技術革新などが頻繁ではない状況では 土地を増やして税を多く取ることしか 国としての収入を増やす方法はない、という説明はとても納得がいきました。 権力のない民はどういった治世だと 結局一番幸せなんだろうかと考えるきっかけになりました。
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ローマ帝国やオスマン帝国といった多くの帝国と宗教の関係性を縦断的に読めるのが楽しい。中華帝国やモンゴル帝国の特殊性が垣間見えるのも面白い。仏教って帝国の宗教になったことないんだ……。気が付かなかった。
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人類がこの2千年足らずの間に複数の帝国を築き、そして滅亡を繰り返したその背景には、宗教の存在が大きく関わっている。日本には神道があり、古くには仏教やキリスト教が外部から入ってきたが、現代社会に至るまで日本の統治に宗教が大きく影響したとは言い難い。日本が海を隔て他国との接点が少なく...
人類がこの2千年足らずの間に複数の帝国を築き、そして滅亡を繰り返したその背景には、宗教の存在が大きく関わっている。日本には神道があり、古くには仏教やキリスト教が外部から入ってきたが、現代社会に至るまで日本の統治に宗教が大きく影響したとは言い難い。日本が海を隔て他国との接点が少なく、侵略されにくい位置にあったことが幸いし、宗教の力を借りずとも統制しやすかった事に起因するだろう。海外を見るとどうであろうか。ユーラシア大陸、ヨーロッパと陸続きで遊牧民などが馬を駆り攻め入ってくるような地域においては、支配者が次々と入れ替わり帝国化するに至っては、支配に宗教の力は大いに役立ってきた。 本書は主に世界三大宗教のキリスト教、イスラム教、仏教を中心に帝国化と宗教の関連性について記した本である。特に前の二つについては現在の世界地図を見ていても紛争の背景に大きく存在感を示し、宗教人口も他のそれと比べ圧倒的に多い。それ程まで力を持つ宗教と言えるが、世界史を学んだ方であれば、オスマントルコやら十字軍の遠征やらで知っているキーワードが頻出するので入りやすいだろう。キリスト教においては本書でも詳しく述べられているが、帝国の支配層と教皇の権力争い、互いに力を示しながらも互いを利用するような歴史があり面白い。本書を通してそうした統治と宗教のあり方を学ぶ第一歩として、新書サイズにコンパクトに収められる本書は入りやすいだろう。
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