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あんとほうき星 お勝手のあん ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2023/06/15 |
JAN | 9784758445702 |
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あんとほうき星
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
お勝手のあんシリーズ第八弾。 今回も面白かったです。 どのお料理もおいしそうなのも相変わらずで、 特にお花見弁当が気になりました。 どんなビジュアルだったんだろー。 想像力欠如で上手に思い描けず、イラストでいいから付けてほしかったなぁ。 紅屋の日々の営みは大きく変わらないもの...
お勝手のあんシリーズ第八弾。 今回も面白かったです。 どのお料理もおいしそうなのも相変わらずで、 特にお花見弁当が気になりました。 どんなビジュアルだったんだろー。 想像力欠如で上手に思い描けず、イラストでいいから付けてほしかったなぁ。 紅屋の日々の営みは大きく変わらないものの(平蔵さんいなくなって、おやすの役割は変わったけど)、 将軍家定が死んで井伊直弼が安政の大獄始めて というように、世情がきな臭くなっていたり 女料理人おやすの評判が世間で話題になっていたり これから色んな変化が起きることが予感されて なんだか落ち着かない気分になります。 再会を果たした勘ちゃんの養子先が会津の武家であることも、この後の歴史を考えると、やきもきしちゃう。 このタイミングでとめ吉が病気になったエピソードはどういう布石なんだろう? おやすの中で引っかかり始めた、紅屋に来る前の生活にどんなストーリーが秘められているんだろう? と、先が気になることだらけです。
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お勝手のあんシリーズ第8作。 あらすじ ・かつて紅屋で小僧として働いていた勘平は会津藩の養子になり、伊藤武次郎となっていた。算術の道に進んでいる。 ・江戸幕府では彦根藩主の井伊直弼が大老になり、一橋派に厳しくあたっている。 ・若女将の腹違いの妹、桔梗は年季も明けて自由の身。京都...
お勝手のあんシリーズ第8作。 あらすじ ・かつて紅屋で小僧として働いていた勘平は会津藩の養子になり、伊藤武次郎となっていた。算術の道に進んでいる。 ・江戸幕府では彦根藩主の井伊直弼が大老になり、一橋派に厳しくあたっている。 ・若女将の腹違いの妹、桔梗は年季も明けて自由の身。京都の料理屋へ手伝いに旅立つ。 《感想》 この作品は月刊誌に2023年連載されていたもの。コロナ禍を思い出すような、「ころり」がはやってみんなが取り乱したり、真偽が定かではない情報に振り回される場面がある。紅屋でも、ころりに効く食べ物を売れば儲かるのでは、といった会話になった時に、板前の政さんが言った、「お勝手で働くものは絶対に嘘をついたらいけない」というくだりは印象に残った。思わぬ出来事にぶつかった時でも芯をしっかり持つことは大切なんだろう、どんな仕事でも。
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シリーズ8作。おやす考案の花見弁当は江戸中の話題に。若侍となった元小僧勘平との再会、弟同然の小僧とめ吉の病、桔梗さんの若女将との和解と旅立ち、奉公人の夏じまいイベントてん。いつも謙虚でひたむきなあんが読む者を温かな気持ちにさせてくれる。
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