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- 1205-03-13
奇妙で不思議な菌類の世界

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奇妙で不思議な菌類の世界
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
菌類の魅力がたっぷり伝わる知識絵本。 いかにもメルヘンで、きのこ!な絵と、時折コラージュのように配された写真が見ていて飽きない。 見開き2ページが1トピックで、わかりやすい。 菌類の生物的賢さに驚くばかり。 わたしたち人間や他の生物を利用したり、殺したり。 特に怖いのはゾンビきの...
菌類の魅力がたっぷり伝わる知識絵本。 いかにもメルヘンで、きのこ!な絵と、時折コラージュのように配された写真が見ていて飽きない。 見開き2ページが1トピックで、わかりやすい。 菌類の生物的賢さに驚くばかり。 わたしたち人間や他の生物を利用したり、殺したり。 特に怖いのはゾンビきのこと呼ばれるもの。 胞子をばらまくために蟻の中に寄生し高いところに登らせ落ちないように草木に噛みつかせる。 いつのまにか感染して異常行動をとってしまう。 でも、このゾンビきのこは人間には感染しないらしい。 とりあえず、ほっ。 監訳の白水貴さんは、あとがきで菌類へのネガティブな世間のイメージを憂いている。 私も、きのこ、カビ、などしかイメージが沸かなかったが、薬にもなるし、チーズなどの発酵食品をつくるために大活躍。 ネガティブなイメージより興味のほうが大きくなった。 プラスティックを分解する菌類も見つかっているらしく、今後の研究に期待する。 利用したり利用されたり、地球の生物たちはトータルで見るとお互いWIN−WINなのかもね。
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植物と菌類の共生は、手塚治虫が『三つ目がとおる』に登場させた植物の王ボルボックスを彷彿とさせる。植物を枯らしもし育てもするという点で、菌類がボルボックスである。 個人的には『菌類が世界を救う』で見知っていたことだが、本書は絵本で、小中学校以来の理科知識を更新する程度の知的刺激のためにちょうどよいかもしれない。 ただし、暗色の背景に黒い文字という、識字に難ありのレイアウトは読む人を選ぶかもしれない。原書のスタイルを墨守したのかもしれないが、この点はひどい仕事だと思う。
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