1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

黒い瞳のブロンド ハヤカワ・ミステリ文庫

ベンジャミン・ブラック(著者), 小鷹信光(訳者)

追加する に追加する

定価 ¥1,628

¥550 定価より1,078円(66%)おトク

獲得ポイント5P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/5(水)~6/10(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/06/06
JAN 9784150704698

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/5(水)~6/10(月)

黒い瞳のブロンド

¥550

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/28

20代の中盤から後半に掛けて、海外探偵小説をむさぼり読んだ時期があった。 所謂、ロッキングチェア・ディクティブとかアームチェア・ディクティブではなく、ハードボイルド物の探偵だ。 ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド、ミッキー・スピレーン、サラ・パラレツキー、ビル・プロンジーニ、...

20代の中盤から後半に掛けて、海外探偵小説をむさぼり読んだ時期があった。 所謂、ロッキングチェア・ディクティブとかアームチェア・ディクティブではなく、ハードボイルド物の探偵だ。 ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド、ミッキー・スピレーン、サラ・パラレツキー、ビル・プロンジーニ、L・A・モース、ローレンス・ブロック、スーグラフトン、そしてチャンドラー。 他にも、海外小説の探偵物を読んだ読んだ。そして、その中でも特別だったのがレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズだ、色々な人が言うのがチャンドラーは決してただのハードボイルド小説作家では無い、いや彼の小説はハードボイルド小説では無いと 僕もそう思う。暴力とSEXだけじゃないのがチャンドラーなのだ。 この小説の作者も「チャンドラーの筆致は、気取っていて、エレガントで、ウィットに富んでいます。スタイリッシュでもあります。しかもダンディーです。」とまさにその通り、チャンドラーの書くマーロウの物語は僕にとっても特別なのだ。 そんな、チャンドイラーの衣鉢を継ぐのがこの作品なのだ。チャンドラー好きの諸兄には色々とご意見、ご批判も有るとは思うが僕にとっては十分に及第点を上げたい作品だった。 20代の頃と同様に男と言う生き物の哀れさや孤独をかみしめながら読み終えた。 「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」 マーロウのようになりたいと真剣に思った20代の頃を思い出す。 結局、酒だけは強くなったが、あとは・・・

Posted by ブクログ

2023/07/08

ハードボイルド好きなら楽しめるが、マーロウのファン、チャンドラーのファンにはつらい一篇。 出だしは良いんだけど、だんだんマーロウが饒舌になり別人になっていく。もっとタフだよ、彼は。 おまけに「長いお別れ」からいろんな人物を借りてくるが、誰も彼もこんな奴だったか?と言う造形。原典を...

ハードボイルド好きなら楽しめるが、マーロウのファン、チャンドラーのファンにはつらい一篇。 出だしは良いんだけど、だんだんマーロウが饒舌になり別人になっていく。もっとタフだよ、彼は。 おまけに「長いお別れ」からいろんな人物を借りてくるが、誰も彼もこんな奴だったか?と言う造形。原典を、それも清水訳で読み直したくなった。

Posted by ブクログ

2023/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

公認された「ロンググッドバイ」の後編ということで、文章も物語のスジもまるでチャンドラーの未発表作品が発見されたか、もしくは本人が生き返って書いたか、というような感じ。コアなファンは認めないかも知れないが、自分にとってはとても面白い作品だった。所々読んでてニヤケるほど。結末で彼が撃たれてしまうのはちょっとやり過ぎ感あるが、登場させたならああなる以外ない結末だったかも。映画も公開中とのとのことで急いで読了し明日観に行く予定。楽しみ。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品