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黒い瞳のブロンド ハヤカワ・ミステリ文庫
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黒い瞳のブロンド ハヤカワ・ミステリ文庫

ベンジャミン・ブラック(著者), 小鷹信光(訳者)

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黒い瞳のブロンド ハヤカワ・ミステリ文庫

1,628

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/06/06
JAN 9784150704698

黒い瞳のブロンド

¥1,628

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2024/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『長いお別れ』の公認続編ということで購入。 『長いお別れ』が好きなので“公認”というからには…と思ったけど、やっぱり違う作家さんなんだよなという感じ。訳者も違うからというのはあると思うけど。 ラストに彼が出てくるのは途中から予想できたけど、正直もう彼とは“最期の別れ”があったので蛇足のように思えてしまった。

Posted by ブクログ

2024/02/28

20代の中盤から後半に掛けて、海外探偵小説をむさぼり読んだ時期があった。 所謂、ロッキングチェア・ディクティブとかアームチェア・ディクティブではなく、ハードボイルド物の探偵だ。 ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド、ミッキー・スピレーン、サラ・パラレツキー、ビル・プロンジーニ、...

20代の中盤から後半に掛けて、海外探偵小説をむさぼり読んだ時期があった。 所謂、ロッキングチェア・ディクティブとかアームチェア・ディクティブではなく、ハードボイルド物の探偵だ。 ダシール・ハメット、ロス・マクドナルド、ミッキー・スピレーン、サラ・パラレツキー、ビル・プロンジーニ、L・A・モース、ローレンス・ブロック、スーグラフトン、そしてチャンドラー。 他にも、海外小説の探偵物を読んだ読んだ。そして、その中でも特別だったのがレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズだ、色々な人が言うのがチャンドラーは決してただのハードボイルド小説作家では無い、いや彼の小説はハードボイルド小説では無いと 僕もそう思う。暴力とSEXだけじゃないのがチャンドラーなのだ。 この小説の作者も「チャンドラーの筆致は、気取っていて、エレガントで、ウィットに富んでいます。スタイリッシュでもあります。しかもダンディーです。」とまさにその通り、チャンドラーの書くマーロウの物語は僕にとっても特別なのだ。 そんな、チャンドイラーの衣鉢を継ぐのがこの作品なのだ。チャンドラー好きの諸兄には色々とご意見、ご批判も有るとは思うが僕にとっては十分に及第点を上げたい作品だった。 20代の頃と同様に男と言う生き物の哀れさや孤独をかみしめながら読み終えた。 「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」 マーロウのようになりたいと真剣に思った20代の頃を思い出す。 結局、酒だけは強くなったが、あとは・・・

Posted by ブクログ

2023/07/08

ハードボイルド好きなら楽しめるが、マーロウのファン、チャンドラーのファンにはつらい一篇。 出だしは良いんだけど、だんだんマーロウが饒舌になり別人になっていく。もっとタフだよ、彼は。 おまけに「長いお別れ」からいろんな人物を借りてくるが、誰も彼もこんな奴だったか?と言う造形。原典を...

ハードボイルド好きなら楽しめるが、マーロウのファン、チャンドラーのファンにはつらい一篇。 出だしは良いんだけど、だんだんマーロウが饒舌になり別人になっていく。もっとタフだよ、彼は。 おまけに「長いお別れ」からいろんな人物を借りてくるが、誰も彼もこんな奴だったか?と言う造形。原典を、それも清水訳で読み直したくなった。

Posted by ブクログ

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