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プーチン(下) テロから戦争の混迷まで
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2023/06/02 |
JAN | 9784560094983 |
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プーチン(下)
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
上下巻分厚い本だが、索引の分量も上下巻それぞれ100ページ以上あるので見た目で避けない方がいい。現在プーチンのことを知ろうと思うと一番良い本かもしれない。 なぜプーチンはウクライナ侵攻というロシアの今後数十年を捨ててしまうような暴挙に出たのか。その答えが100%クリアに示されてい...
上下巻分厚い本だが、索引の分量も上下巻それぞれ100ページ以上あるので見た目で避けない方がいい。現在プーチンのことを知ろうと思うと一番良い本かもしれない。 なぜプーチンはウクライナ侵攻というロシアの今後数十年を捨ててしまうような暴挙に出たのか。その答えが100%クリアに示されているわけではないけど、プーチンの考え方の変遷はソ連崩壊からの立て直し、現実的な西側への対応から始まりアメリカ、NATOへの失望からロシアの大義への回帰、という流れなのかなと感じる。 ここのエピソードでなんとなくプーチンが常に一枚上手的に魅力的に描かれるように感じるのはなぜだろう。 長いお話はおそらくあとがきの著者のまとめに集約されているように思う。 「プーチンは(大統領に)就任したときには部外者であり、ロシアの将来についてはリアリストで、西側との密接な関係について、モスクワの主流派の多くが抱いていたような疑念は持っていなかった。彼は、ロシアの運命はヨーロッパの一国としてのものだと信じていた。文化的にも、経済的にも、政治的にも、ヨーロッパこそロシアの居場所だった。 ジョージ・W・ブッシュはそれを歓迎した。だが、クリントンと同じく、ブッシュはロシアの未来が、アメリカの率いる世界の一部になることだと考えた。 プーチンはそう思わなかった」
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