「小さな私」の癒し方 幼少期の記憶で人生は9割決まる

心理カウンセラーmasa(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2023/06/05
• JAN: 9784046062888

商品レビュー

2025/06/25

インナーチャイルドについての知識がほぼない状態で、理解を深めるのには分かりやすくていい書籍だと感じた。
すでに親のことが好きで、「親も完璧な存在ではない、1人の人間である」と感じられている場合は、何をもって"許せた"と判断したらいいのだろう？
主に成功例を掲載しているからか、"これさえすれば好転する"というような若干スピリチュアルな印象も受け、著者のことを知りたくてインスタを見たらよりその印象が強くなった。

-----メモ
★ 好きじゃない
★★ あまり好きじゃない
★★★ まあまあ
★★★★ 結構好き
★★★★★ 大好き

2025/05/01

リトル・ミー、いわゆるインナーチャイルドを癒すカウンセリングを物語形式で紹介している。
主人公は気が弱く、人から仕事を押し付けられたりと損な役回りばかりやらせられている。また苦手なお局がいてパート先の人間関係でつまづいている。
人に都合よく使われ、職場を変えても人間関係の悩みを繰り返す原因は、自身の潜在意識にある。
抑圧された感情を開放することで傷ついた記憶を癒すことが必要になる。

【ワークアウト】
・両親に対する感情を紙に書きだしてびりびりに破く
・毎日自分に「よくがんばっている」といたわりの言葉をかける＆セルフハグ
・エンプティチェア（親が向かいにいると想定し、言いたかった感情をぶつけ、
相手がどう答えるかロールプレイする）
→親の言動を許す、または許せなくても折り合いをつけることで親の影響から心を切り離しやすくなる。

・罪悪感を抱く行動をとる
→親基準の価値観から解放される。
（今風でいうと「自分軸」で生きるのがゴールかな）
例として専業主婦が20年間続けてきた食事作りを放棄して家族にデリバリーを提案する記載がある。

引用
『多くの人にとっては、今の人生から過去を引きはがすのは難しい。
その前にしっかりと過去を清算し再構築することで、過去に影響を受けずに「今」を生きられるようになる』

2024/07/26

今の自分に必要なことが書いてあった。藁にもすがる思いで読み始めたから少しでもアダルトチルドレンを克服するヒントが得られてよかった。何度か読むと思う。