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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ムービーウォーカー/KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/06/02 |
JAN | 9784040006581 |
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
誰にでも手に入るものを幸せっていうの。 映画を観てからほぼ3ヶ月。姉からシナリオブックを借りたので、さらに物語を深掘りしていきます。 シナリオブックを読み返すと、映画を観るだけでは拾えきれなかった“愛”や“性”についての描写がたくさんあることに気がつきました。 さすが細かい部分まで抜かり無く脚本を書き上げる、坂元さん。尊敬でしかない。 ここからは、ネタバレ注意! 成長していく自分の体と心に戸惑う敏感な思春期に母親が、 「お父さんと約束してるんだ。湊が結婚して、家族を作るまでは頑張るよって。どこでもある普通の家族でいい。湊が家族っていう、一番の宝物を手に入れるまで、、、」 家族の幸せを願うのは当たり前のことだし、決して悪気があって言った言葉ではない。しかし、普通の家族といえど、それが難しい人もいる。 自分は普通じゃない。何者なのか。 答えが分かりつつも認めなくない自分自身のこと。 依里の父親は、息子の考えが受け入れられず、「お前の脳は、豚の脳だ。」と言う。自分の息子にそんな言葉を放つなんて信じられないけど、受け入れられない親もいるんだろうな。 校長先生が言った、 「誰かにしか手に入らないものは幸せって言わない。しょうもないしょうもない。誰でも手に入るものを幸せって言うの。」 と言う言葉、映画で見た時もズーンって沁みたけど、文字で見るとやはり沁みました。 2人が両手を広げて、空を仰ぎながらかける姿はこっちまで嬉しくなりました。 まーだまだ語り足りないけど、この辺で。 もう一回映画を観たくなりました!今度は見逃していたポイントをちゃんと注目してみてみよう
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映画の方がサラッとしてたけどこっちはこっちで好き。映像だけだと汲み取れなかった部分がどういう意図なのかわかったので満足。 ラストへの理解度も深まるかなと思ったけど難しくてこれ読んだら余計に混乱した。結局2人は生きててどっかに逃げたってことなのかな…
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※このレビューにはネタバレを含みます
映画を観たうえで読んだ。 シナリオ時点では、映画より一段強めにLGBTQに関して描写されているように思う。美青さんがBL好きなんて、映画では説明されてなかったような。 あと、校長先生まわりもラスト前のところはカットされてたような。 映像で見るよりも、文章で読んでいる方が残酷さとか暗さみたいな要素をより強く感じる。視点が切り替わって順番に明かされていく事実・体験と、伝聞・想像・虚飾の落差、それによって傷ついていく様子というか、切迫した感じ。 音楽とか、光の描写でラストシーンの受け止め方も変わるなぁ。映画はすごく爽やかというか、希望が確かにある、と思える終わり方だった。 こういう、シナリオブックというものを読むのは初めてだったけど、映像と文章どちらが優れているとかではなく、やはり映画のレシピとしての脚本であって、『なるほど、そういうことね』みたいな、種明かし的な面白さや振り返りのトリガーとして、読んで良かったと思えた。
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