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ユング心理学入門 自分を再生させるための
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本実業出版社 |
| 発売年月日 | 2023/06/01 |
| JAN | 9784534060198 |
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ユング心理学入門
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
導入部分はわくわく面白く読めたが、自分の学のないせいか、途中から難しくて船漕ぎながらなんとか読了。ユング自体は興味があるので、次は超超入門を読もうか。
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ユング心理学がわかりやすく、面白く読めた。 タイプ論についてもっと詳しく知りたいと思った。 母親との関係が良好な場合、ここにいてよいという感覚が自分のベースにある。基本的に自己肯定感が高いので、心理的に安定している場合が、多い。飛んださきに自分を受け止めてくれる地面があると信じ...
ユング心理学がわかりやすく、面白く読めた。 タイプ論についてもっと詳しく知りたいと思った。 母親との関係が良好な場合、ここにいてよいという感覚が自分のベースにある。基本的に自己肯定感が高いので、心理的に安定している場合が、多い。飛んださきに自分を受け止めてくれる地面があると信じているので、見る前に飛ぶことができる。 内なる父親がポジティブだと社会生活で悩むことがあっても大丈夫と後押ししてくれるので、そんなもんでしょとあまり悩まずに集団生活に乗れる。 父親コンプレックスがネガティブな人は集団生活があまり好きではない、馴染めず苦手に感じる人が、多い。こういう人の内なる父親はネガティブなので、ダメ出ししたり批判したり、抑圧的な態度を取る。 ユングの自伝の最後に 「この世界は無慈悲で残酷である。しかし、同時に美しい。生きることには意味があり、そして意味がない。私は意味が優勢となり戦いに勝つことを切望している。」 運命はときに残酷だが、そこに自分なりの意味を見出していくことができれば、自分の生に価値や方向性が与えられ、自分の運命を引き受けていくことができるのではないか。 の部分が印象に残った。 また読み返したい。
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本書はユング心理学の入門書と銘打たれているものの、ユング理論の包括的な解説書ではない。エピローグの『本書は、私という一人のユング派分析家が語るユング心理学の物語になっている』という言葉が示すように、その実践に重きを置いた内容である。 各理論の説明は簡素である一方で、著者の人生経験...
本書はユング心理学の入門書と銘打たれているものの、ユング理論の包括的な解説書ではない。エピローグの『本書は、私という一人のユング派分析家が語るユング心理学の物語になっている』という言葉が示すように、その実践に重きを置いた内容である。 各理論の説明は簡素である一方で、著者の人生経験や臨床の実例は豊富で具体的である。オーソドックスな入門書が各理論の解説から『個性化』へと進むのに対し、本書の章立ては、現代人の問題意識におけるユング心理学の活用としての『個性化』が先にあり、それに寄与するための各理論といった構成である。したがって、何を期待して読むかによって満足度は大きく変わるだろう。例えば、『元型』に強い興味をもつ人が読めば肩透かしに終わる可能性が高い。特筆すべきは、個人の親子問題に特化した章が設けられていることだ。ユング心理学の解説書では『集合的無意識』や『元型』に比重が置かれがちであり、個人的な親子問題などはあまり重視されないことが多い。著者の個人的関心を反映していると思われる記述は極めて具体的で説得力があり、それゆえ感動的でもあった。著者は『親ガチャ』という言葉に一定の理解を示しながらも、『それを自分のこととして引き受けていかなければ、自分の人生を真に生きることはできないのではないだろうか』とも主張している。終盤の『より自分らしく生きることを求めて変わりたい人の個性化の道を妨げる権利は誰にもない』というメッセージも、ユングというより著者本人による主張という面が強いだろう。 蛇足だと感じてしまったのは、推し活、漫画、日本とK-POPのアイドル文化といった現代的なテーマのユング的解釈である。一般的な文化論にユング心理学をフレーバー程度に加えたもののように感じられ、どうにも関心がもてなかった。 また著者は、ユング心理学の特徴の一つとして、こころの中の対立を安易な回答で解消するのではなく、『無意識からのメッセージを聞きながら、十分な時間をかけて悩み、苦しんだ末の、対立する二つの物事のどちらか「じゃない」選択』を重視するのだと主張する。ここまでは理解できる。しかし直後に著者は『「じゃない」選択をしやすいのは、今の社会で権力や既得権益を持たない人たち──、特に女性や若者、そして今ある社会の枠組みに疑問を持つ人たちではないか』と続けるのだ。私はここに、鬱屈したルサンチマン的感情の表出を感じざるを得なかった。 本書のはっきりとしたマイナス点として、フロイトについての不適切な記述がある。著者は『フロイトの精神分析学が、性的虐待にあった女性たちの声を封殺することで成り立っていたことを鑑みると、ユングの心理学は、少なくとも女性の声に耳を傾けようとする態度があった』とさらりと書いている。これはつまり、フロイトは「あまりに性的な外傷体験を語る患者が多いが、本当に現実だったのだろうか?これは無意識の願望あるいは幻想なのではないか」という発想から精神分析の理論を組み立てたことを指していると思われる。このこと自体の正否は別として、フロイトに『女性たちの声を封殺する』というような意図があったとは思えない。何より、精神分析に知識のない人が著者の文章だけを読めば、フロイトに対して大きな誤解をもつことになる。著者の主張も分からなくはないが、あまりに端折って書いているために、間違いではないにしても説明不足による誹謗中傷のようになっている。その一方で、著者はユングに対しては、現代では批判の的になりそうな『アニマ』・『アニムス』という概念や、人種差別とも取られかねない発言について、『彼の生きた時代の文脈の中で受け取られなければならない面もある』と寛容な姿勢を示す。これは正しいと思う。この歴史的文脈の中で受け取るという態度は、同様にフロイトにも適用されるべきである。
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