- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
絵師金蔵 赤色浄土
定価 ¥1,925
385円 定価より1,540円(80%)おトク
獲得ポイント3P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/19(木)~12/24(火)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2023/05/18 |
JAN | 9784396636449 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/19(木)~12/24(火)
- 書籍
- 書籍
絵師金蔵 赤色浄土
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
絵師金蔵 赤色浄土
¥385
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
絵師広瀬金蔵、絵金の生涯。身分制度の厳しい土佐で町民として生まれたが、絵師としての才能を見事に開花させる。才能を妬まれもしたが、彼を助ける人々にも恵まれて自由自在に絵を描けたことが後世のわたし達を楽しませてくれる。 こういった人物の歴史物は読み物として面白いのはもちろんだが、知ら...
絵師広瀬金蔵、絵金の生涯。身分制度の厳しい土佐で町民として生まれたが、絵師としての才能を見事に開花させる。才能を妬まれもしたが、彼を助ける人々にも恵まれて自由自在に絵を描けたことが後世のわたし達を楽しませてくれる。 こういった人物の歴史物は読み物として面白いのはもちろんだが、知らなかった絵の世界を見せてくれるのでとても楽しい。
Posted by
読みやすいですね〜 幕末から明治へと時代が変革していくとき、多くの人から助けられ、手を差し伸べられて、時代を生きぬく、絵金の筆をとる姿が見えてきます。
Posted by
お恥ずかしながら「絵金」と親しまれる絵師金蔵のことを全く知らず、インパクトのあるカバー絵を見てジャケ買いした一冊。 金蔵が絵を描く場面では、色がないものも濃淡によって躍動感溢れる人の姿が何もないところから浮かび上がってくるような描写がされており、ぐっと引き込まれる。そうかと思え...
お恥ずかしながら「絵金」と親しまれる絵師金蔵のことを全く知らず、インパクトのあるカバー絵を見てジャケ買いした一冊。 金蔵が絵を描く場面では、色がないものも濃淡によって躍動感溢れる人の姿が何もないところから浮かび上がってくるような描写がされており、ぐっと引き込まれる。そうかと思えば、1854年の大地震や幕末の動乱など天災や改革による人の死や混乱も描かれており、生き抜くことの苦悩を知る。狩野派の絵を学び一度は国元絵師となりながらも、町の人たちのために芝居絵屏風を描くようになった人生を堪能した。 幼いころは髪結いをしている父親との確執から、店の外で古い板切と石を使って絵を描くことに没頭していた金蔵。ある日、描いた鷹の絵が豪商仁尾順蔵の目に止まり、南画の手ほどきを受ける。その後、仁尾のつてにより狩野派の絵を学ぶため池添楊斎に師事、さらに江戸の駿河台狩野の画塾で前村洞和から絵を学ぶ。そこで林洞意美高の名を授かり、地元に戻り国元絵師となる。 物語は金蔵が町奉行所の役人に捕まるところから始まる。金蔵のことを知らずに読み始めているので、いきなりどうなっていくのかとハラハラする。冤罪で事なきを得たのだが、この一件が心情的にも身分的にも後の金蔵に大きく関わっていることがわかる。全体的に淡々と描かれていくのだが、冒頭でも少し述べたように絵を描く場面や世の中の変化を描く場面はなかなかに心奪われる。後年の芝居絵屏風は浄瑠璃の語りと共に、線も色も生き生きとしてるいるかのような描写がされておりワクワクする。正直、こちらも知らない語り物ばかりなのに楽しめたので、造詣が深い方はきっと明確にイメージが浮かびさらに楽しめるのだろう。 読み終えて少しだけ調べてみると、高知県にある絵金蔵という博物館で絵金の文化が継承されているのですね。こちらも知りませんでした。しかも、夏祭り期間にはイベントもあったようで。高知を訪れる機会はなかなかないかもしれませんが、今年の春は県外展覧会も催されていたようなので、見れる機会は逃さないようにしようと思う。
Posted by