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天武天皇 ちくま新書1725
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天武天皇 ちくま新書1725

寺西貞弘(著者)

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天武天皇 ちくま新書1725

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/05/11
JAN 9784480075574

天武天皇

¥605

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2025/09/22

即位前の前半生を含めた生涯を明らかにし、それに立脚した即位後の実態を考察する内容。特徴とされる皇親政治や、天武朝時点で目指された律令体制など、天武記と後世の記述を突き合わせて実相へと迫る手法が興味深かった。

Posted by ブクログ

2023/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天武天皇の成した業績が分かる一冊(´・ω・`) 聖徳太子の時代、大陸における巨大国家の誕生は 豪族連合の日本では太刀打ちできない国力の差が 生まれた、連合では生み出せぬ律令国家を推古朝 から目指し、十七条憲法・冠位十二階による序列 化も豪族が阻む・・・冠位を私的に伝領する蘇我 蝦夷を象徴に豪族排除が必要で「乙巳の変」 国力を強化して半島有事に介入したが白村江の戦 における敗戦で天智天皇は内政に自らの名で行わ ずに大海人皇子を使う(豪族どもも政治参加) やがて武力で皇位についた天武天皇の武威に豪族 も従う、豪族合議の政治を集結させたあとは皇族 (諸王)の整理に着手、八色の姓で皇親の範囲を 定め、続いて皇族も臣下と同じように冠位を授け られ、皇族と臣下の差異を縮めていく事で皇位の 予備とライバル排除を同時に進めた⇦ナルホド 皇親政治という中身は、皇位につくルールを厳し くして冠位という序列の争いに組み込むのが内容 であるので、むしろ皇親の頭を抑えた政策だとい う事がわかった

Posted by ブクログ

2023/07/13

皇親政治に詳しい。なんとなく豪族の力を削ぐために皇親を重要ポストに登用していたイメージが定着してると思うが、むしろ皇親を臣下化する(官僚制度のなかに位置づける)ことが目的だったという説。

Posted by ブクログ