1,800円以上の注文で送料無料

「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法 過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに学ぶ
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1209-02-28

「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法 過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに学ぶ

舟木彩乃(著者)

追加する に追加する

「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法 過酷な環境でもなお「強い心」を保てた人たちに学ぶ

定価 ¥1,562

385 定価より1,177円(75%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定:1/4(日)~1/9(金)

店舗受取目安:1/4(日)~1/9(金)

店舗到着予定

1/4(日)~1/9

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/04/24
JAN 9784309231303

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/4(日)~1/9(金)

「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法

¥385

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023年64冊目『「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分をつくる方法』舟木綾乃 人生逆境ばかりだからこそ手に取った一冊。特に後半の部分は参考になるべきことばっかりやったなあ。 強制収容所とはいかないまでも、私たちもFさんのようにどうすることもできない 苦しい状況と対峙する場面はあると思います。フランクル氏によれば、そのとき私た ちは、人生から「その〝苦しみ"とどう向き合いますか?」と問われているのです。 人生からのその問いに答えることに「生きる意味」を見出すことができるようになれ ば、私たちは「有意味感」を高めることができるのだと思います。その有意味感の高 さが、私たちの「生きる力」に繋がっていくことになるのです。 本来は、人生からなにかを与えられることを期待するのではな く、人は人生から問われ、その問いに答える存在であるというのが、フランクル氏の 指摘するところです。〝生きる意味〟を見出すには、人生からの問いを聞き取れるか どうか、問いに対してどのような行動で回答するか、にかかっているといえそうです。 フランクル著『それでも人生にイエスと言う』(186頁)の中でフランクル氏自身 は、〝「生きるとは、問われていること、答えること、自分自身の人生に責任をもつこ とである」と言いうるであろう"としています。 解説者の山田邦男氏は、そのフラン クル氏の言葉について〝そして、そのつどこの使命を遂行することがまさに「意味へ の意志」を充たすことに他ならないのである"と解説しています。 トレーニング 1日の終わりに自分にこんなことを問いかけてみてください。 「今日、幸せな気持ちを感じた瞬間はどんな場面ですか?」 ◎帰り道に見た夕焼けが美しくて心が洗われた気がした。 ◎母親から「生まれてきてくれてありがとう」というお誕生日のメッセージ がきた。どんなときでも子どもを最優先してくれた母の愛に改めて触れた 気がする。 逃げ出したくなるような苦しい出来事に遭遇したとき、人はその経験を人生にとっ て意味あるものにできるかどうかの分岐点に立っています。その分岐点に立ったとき、 つらい出来事を人生の糧にし、意味あるものにできる人とできない人には、どのよう な違いがあるのでしょうか。その分岐点で、起きた出来事を〝宿命"として受け入れ、 目を逸らさないという覚悟ができるかどうかがその違いなのだと思います。 ここでいう宿命とは、親ガチャや強制収容所生活、戦争など、自分の努力だけでは 変えられないものです。場合によっては、退職という選択肢を選ぶのが難しい状況で、 自分に合わない仕事や上司についてしまったりすることも、宿命ととらえることがで きるでしょう。〝宿命を受け入れる"というと、つらい現実を前にしてあきらめるよ うな印象も受けますが、そうではありません。宿命によって与えられた環境下で、今 の自分に問われていること、できることはなにかを考えることが、覚悟を決めて宿命を受け入れるということです。強制収容所を生き延びたフランクル氏は、宿命を受け 入れ、自身に次々と生死を分けるような選択が降りかかるなかで、自分自身の意志に従って選択し続け、それが結果的に生に繋がったのだと思います。 首尾一貫感覚やフランクル心理学を知ることによって、宿命を受け入れたうえでつ ひら らい出来事を意味あるものにする道が拓けてきます。「自分なりの人生哲学を持ちながら柔軟な考え方やとらえ方ができる」ようになるのです。自分なりの哲学を持って いる人とは、これまでの人生で、知識と経験、人間関係から〝立体的な吸収〟ができている人です。 知識は、勉強量や読書量の多さに比例します。 家づくりを例に挙げると、知識は土 台です。豊富で質の高い知識があるほど、広くしっかりした土台ができます。豊富で質の高い知識があるほど、広くしっかりした土台ができます。 その土台をベースに、自分の経験を何倍もの濃厚な経験値にしたり、互いを高め合えるような良質な人間関係を形成したりできるようになります。これが〝立体的な吸収〟です。 立体的な吸収のできる人は、同じ経験や出会いをしていても、人生をより味わい深 いものにしていくためには、どうとらえ耕せばいいかが自分の持っている知識から感 覚的にわかるのです。感覚的にわかるのは、把握可能感(だいたいわかった)と処理可 能感(なんとかなる)があるからです。これらの感覚が高い人たちの多くは、失敗を恐 れず挑戦していけるため行動的です。失敗経験も人生の肥やしにしていけることを知 識や経験から学んでいるため、どんどん良質な経験値が増えていくのです。 #読書記録2023

Posted by ブクログ