「これから何が起こるのか」を知るための教養SF超入門

冬木糸一(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2023/02/28
• JAN: 9784478109366

商品レビュー

2025/07/06

SFは人間の妄想ではあるが、その中に、ビジネスや人生において役に立つヒントが散りばめられているのだろうと思った。
SFというと、地球外生命との接触というイメージが強かったが、Scienceは、自然災害、医療なども広く扱うのである。ドラえもんは、ロボットのSF、宇宙戦艦ヤマトは、宇宙戦争のSFと捉えると、SFがグッと身近になる。

2025/03/29

まず2000冊SF読んでる作者を尊敬。ブクログのユーザーさんの中にも「1000冊読破」と書かれている方がいて、驚く。
さてこの本はよくまとまっていて、初心者の私には有り難いです。
ただ「銀河ヒッチハイクガイド」にツッコミたい、というか、イーロン・マスクに。
以下、ネットからの記事。本書から抜粋されている。

「『本当に難しいのは、何を問えばいいのかを見つけることだ』とアダムスは指摘している。つまり問いが見つかりさえすれば、答えを出すのは比較的簡単なんだ。そして、質問したいことをしっかりと理解するには、人間の意識の範囲と規模を広げることが大切だという結論に達した」
（アシュリー・バンス著、斉藤栄一郎訳『イーロン・マスク　未来を創る男』／講談社　p30）
　さらに、そこから「唯一、人生において意味のあることといえば、啓蒙による人類全体の底上げに努力することだ」という境地に達したと、マスクは語る

人類全体の底上げが、白人至上主義や温暖化現象の否定、ナチ礼賛なのか‥‥今の世界、ディストピアとしか思えない。

2024/10/01

私はSF好きを自称したい人間である。
そして本棚にはコツコツ集めているSF小説の数々。
しかし、ほとんどが積読と化してしまっている。
そこで、このSFの入門書を読んで初心に還り、新しい気持ちで積読を消化していこうと思っていた。
読み始めていくと、身近なカテゴリー分け、簡潔な説明、関連本の数々。
そして、読み終わった頃には積読と読みたい本が増加しているという有り様である。
でも、SF小説を読むことは未来に関する想像力を増やすことだと信じ、買いまくり、読みまくって生きたい。