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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | クオン |
発売年月日 | 2023/03/08 |
JAN | 9784910214443 |
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
社会的対話について、 「慣れていなくても、対話の場をむやみに閉ざすことなく持ち続け、公正対話の機会を作ろうと何度でも試みるべきだ。そして対話の中断さえも、そのひとつの過程なのだと受け止めなければならない。」 必ずしも対話がいつも望ましい成果を生むわけではないというのは、自分の生活の中でも思う。異なる意見を持つ相手と対話した結果、どちらかが傷ついたり無力感や失望を抱いたりすることもある。こんな結果になるならいっそ対話なんてしない方がいいのではないかと考えそうになるけれど、そうではないんだ、と。望んだものと違うことが起きても、それだって過程で、次へ繋げることで、明日か10年後か50年後かわからないけれど変化は起こると信じて対話を続けるしかない。 「はじめからここが地獄なのだ」 星野源の地獄でなぜ悪いで「無駄だ ここは元から楽しい地獄だ 生まれ落ちたときから出口はないんだ」という歌詞がある。 どちらも自分の暮らすところが悲惨で理不尽で救いのない場所であることを認めた上で、冷笑や諦念に陥ることはしない。 チョン・ソヨンは言う、この地獄に一緒に踏みとどまれるようにと、せめてそれだけでも切に願いながら、無理やりにでも息をし、手をつなぎ、足の指に力を込める。 星野は言う、ただ地獄を進む者が 悲しい記憶に勝つ。
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素晴らしい出会いってあるんだなと読み終わって息をついた。 チョン・ソヨン作家は前にドキュメンタリー番組で見た人だと思う。 その時は韓国人の弁護士で作家なんだ、ふーんくらいにしか思わなかった。 私には雲の上の人に思えた。 結婚してるひとは勝ち組ってずいぶん前に知り合いだったひとが言...
素晴らしい出会いってあるんだなと読み終わって息をついた。 チョン・ソヨン作家は前にドキュメンタリー番組で見た人だと思う。 その時は韓国人の弁護士で作家なんだ、ふーんくらいにしか思わなかった。 私には雲の上の人に思えた。 結婚してるひとは勝ち組ってずいぶん前に知り合いだったひとが言っていてそれは確かにそうかもしれないけどこんな風に赤の他人に言えてしまうんやとその人から距離をとった。 結婚も子供もないひとがいるのに同じ女性でそんなことを言えるってなんなんやろと思ったんだった。 チョン・ソヨン作家は結婚しているけど子供は持たないと決めたひとだとドキュメンタリー番組でやってた。そういうひとたちの番組だった。韓国は日本とめちゃくちゃ似ている。韓国と日本の女性たちはきっと連帯できるだけじゃなくて、本当は世界中でみんなが連帯できるんじゃないかってこの本を読んで勇気みたいなものをもらえた気がした。 たくさん生きると恥ずかしくなるようなことを思い出すし、何であのときに主張しなかったのか後悔の連続だけれどまだまだやれることはあると思えた。 2部が特に共感した。でも3部の本の解説も良くて読んでみたい本があった。ペ・ミョンフン『考古心理学者』はぜひ翻訳お願いします。デュナ『アルカディアにも私はいた』も読みたいです。
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日本で過ごして数十年。言葉にできないモヤモヤを感じたり、モヤモヤをなかったことにしたり、無意識に何事もないかのように消化したり。そんな気づかないうちに蓄積されていたものを適切に言葉にして表してくれて、どこか胸の通りがよくなったような気持ちになったエッセイだった。チョン・ソヨンさん...
日本で過ごして数十年。言葉にできないモヤモヤを感じたり、モヤモヤをなかったことにしたり、無意識に何事もないかのように消化したり。そんな気づかないうちに蓄積されていたものを適切に言葉にして表してくれて、どこか胸の通りがよくなったような気持ちになったエッセイだった。チョン・ソヨンさんは韓国に生まれ韓国で過ごしてきたから韓国社会にたいして様々な問題をこのエッセイのなかで書かれているけれど、けっしてそれは他の国の問題ではなく、日本でも、そして様々な国で起こり得ていることなんだと身にしみて思ったりもしたエッセイだった。どこもこうなのかという少しのガッカリと、国境をまたいで声を上げていくことの力強さを感じて勇気が湧いてくるエッセイだった。
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