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トゥモロー・ネヴァー・ノウズ
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トゥモロー・ネヴァー・ノウズ

宮野優(著者)

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トゥモロー・ネヴァー・ノウズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/04/28
JAN 9784041136072

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商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

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2024/02/22

ある一日が永遠にループするようになった世界で生きる人々の物語。 登場人物の視点が切り替わりながら話が進み、構成や設定が面白かった。 SFはあまり読まないので新鮮だった。

Posted by ブクログ

2023/07/22

ごめん、理解できない 表紙がなんかマンガチックと思ったのは、私がジジイだからだね。中身の理解できないのも同じ理由だろうな。わかんないよ。

Posted by ブクログ

2023/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5話の連作短編集。この物語では、世界中の人間が「今日」を繰り返しており、「今日」を繰り返す5人の視点から描かれている。全て読み終えてみて、個人的には絶望することはない…と、思う。でも、希望を持てる自信もない。正直、諦めてしまうかもしれない。 読み進める内にこの物語の世界のことが分かってくるのだが、「今日」には「始点」の時刻と「終点」の時刻がある。国によっては朝だったり夜だったりする。そして、どんなことがあっても「終点」を過ぎれば「始点」に戻るが、記憶だけは継承される。「今日」どんなことがあっても「始点」に戻る。つまり、ここは「取り返しがつかない世界」ではなく「取り返しがつく世界」。例え、自分が死んでも人を殺しても無かったことになる。ただし、記憶は残る。そんな記憶がある人たちはルーパーと呼ばれるようになる。そして、実は全員がルーパーではなく、「今日」を繰り返している記憶がない(自覚できない?)人もいる。そんな人たちはステイヤーと呼ばれるが、もちろんもれなく同じように「今日」をループしている。ルーパーの中にもズレはあり、例えば10週目でルーパーになった人もいれば、100週目でルーパーになった人もいる。いつから繰り返されているのか、いつまで繰り返すのか、何も詳しいことは分からない世界。 「第1話 インフェルノ」 娘が暴行を受け殺害された母親の物語。犯人が未成年だったため、数年後に社会に戻る。母親は復讐のために犯人を殺害する。やり遂げたことで残りの人生に望みはなく、おとなしく留置所に囚われる。目覚めてみると自室であり、「今日」だった。夢だと思い復讐を実行するが、ある時刻を過ぎるとまた「今日」だった。何度も何度も復讐を繰り返すが、ある時「今日はどうやって殺すんですか?」と聞いてくる男に出会う。自分以外に「今日」を繰り返しているものがいることを知る。 「第2話」は女子高生、「第3話」はアメリカの格闘技世界王者、「第4話」はアフリカの貧しい集落で暮らす少年、「第5話」は日本に住んでいるある女性。それぞれの視点から描かれていくが、変わりきってしまった世界は人の欲望と悪意に満ちている。ただ、そんな中でも希望を感じさせる話になっていて、読んでいるこちらの心は少し穏やかになる。 倫理や常識が抑止力になっていたことでも歯止めがきかなくなると、人はどうなるのか?明日が来る保証はない世界で、未来への希望を持ち続けることができるのか?全ての人が健常なわけではなく、進まない時間の中に閉じ込められてしまった時にどんなことを思うのか? 人の本性がむき出しになり、精神の安定が難しい世界は、どんな災禍より恐ろしいのかもしれない。だからこそ、希望を持ち行動し続ける人は輝かしい。

Posted by ブクログ

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