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幻の麺料理 再現100品
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幻の麺料理 再現100品

魚柄仁之助(著者)

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幻の麺料理 再現100品

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青弓社
発売年月日 2023/03/01
JAN 9784787220981

幻の麺料理

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2024/10/20

ラーメンや焼きそば、カレーうどん、たらこパスタなど、麺文化の発祥とユニークなメニューがわかる一冊。雑誌を参考文献として、再現するのはユニーク。 また、昔は上品な出汁をとれるような高級店に行かないと美味い麺は食べれなかったが、味の素が普及して、家庭や庶民的な店でも美味しい麺料理を...

ラーメンや焼きそば、カレーうどん、たらこパスタなど、麺文化の発祥とユニークなメニューがわかる一冊。雑誌を参考文献として、再現するのはユニーク。 また、昔は上品な出汁をとれるような高級店に行かないと美味い麺は食べれなかったが、味の素が普及して、家庭や庶民的な店でも美味しい麺料理を食べられるようになったとの記述には、なるほどと思った。 今や、冷凍でもお店の味をほぼそのまま食べられるし、カップヌードルも侮りがたい。 そばもうどんもラーメンもみな好きという麺好きには、ぜひ読んでほしい。

Posted by ブクログ

2024/06/06

明治維新以降に入ってきた、中華麺やパスタ。 その調理法を取り入れてみた、うどん料理。 大正期以降の和風な中華麺やパスタの料理。 食への関心と試行錯誤が窺える婦人・主婦向けの雑誌に 掲載された料理100点以上を、レシピどおりに再現し、検証。 ・まえがき――麺類の進化と淘汰 第1章 ...

明治維新以降に入ってきた、中華麺やパスタ。 その調理法を取り入れてみた、うどん料理。 大正期以降の和風な中華麺やパスタの料理。 食への関心と試行錯誤が窺える婦人・主婦向けの雑誌に 掲載された料理100点以上を、レシピどおりに再現し、検証。 ・まえがき――麺類の進化と淘汰 第1章 うどんの麺と西洋料理法の合体 第2章 カレーうどんの謎 第3章 和風スパゲティの爆発的進化 第4章 マカロニ類の興亡 第5章 ラーメンのルーツから列島制覇まで 第6章 ソース焼きそばの生存戦略 ・あとがき 各章にコラム有り。 それは憧れかもしれない。それは挑戦かもしれない。 明治維新以降、中華料理や西洋料理は高値の花。 中華麺やパスタも入手困難。でも、うどんがあるさ。 うどんで中華料理や西洋料理の調理法を模してみよう。 大正期以降から、中華麺やパスタが身近になってくると、 今度はそれらで日本人の食文化に合わせての料理を模索。 そして、カレー粉、ケチャップやソース、味の素の登場。 婦人・主婦向けの雑誌では、様々な料理法が提案された。 うどんのミルク煮。割烹女学校のカレー粉入りなべ焼きうどん。 どこが長崎?なカレー皿うどん。うなぎのつけ麺、うなすぱ。 長いマカロニでのマカロニタンバル。即席麺でラーメンおこし。 ケチャップとソースで炒めた、いためそば等々、 流れ星の如くに登場しては消え、忘れ去られた料理の多いこと。 そんな料理を再現して試食した、著者。 手間がかかる、手抜きなど、でも完成品ある意味美味しくない。 涙ぐましい姿が浮かび上がります。大変だったことでしょう。 でも、そんな試行錯誤や模索、創意工夫もあっての、 現在の麺料理の繁栄への過程が、丁寧に考察されていて 良かったです。麺料理の選択肢は今も無限だなぁと、しみじみ。

Posted by ブクログ

2023/07/26

「幻の麺料理…」とはそそる書名です。しかし世界の秘境の、とかいにしえの王宮の、とかいう「幻」ではなく、戦前から戦後にかけて婦人雑誌に掲載された麺を使ったレシピで、今では食卓のメニューに乗ることもないようなアイディア料理の数々が著者によって再現されてます。我が家の食卓に出現したかも...

「幻の麺料理…」とはそそる書名です。しかし世界の秘境の、とかいにしえの王宮の、とかいう「幻」ではなく、戦前から戦後にかけて婦人雑誌に掲載された麺を使ったレシピで、今では食卓のメニューに乗ることもないようなアイディア料理の数々が著者によって再現されてます。我が家の食卓に出現したかもしれない、でも全然定着しなかった「幻」メニューです。第1章 うどんの麺と西洋料理法の合体、第2章 かれーうどんの謎、第3章 和風スパゲティの爆発的進化、第4章 マカロニ類の興亡、第5章 ラーメンのルーツから列島制覇まで、第5章 ソース焼きそばの生存戦略…和風の麺がいかに洋風料理になるか、逆にまだなじみのないスパゲティ、マカロニを和風料理に活かすか、という相互模索、ラーメンという中国料理がいかに国民食になっていくか、ソースとそばの出会い、を雑誌というメディアが家庭の主婦をそそり続けた記録となっています。どの料理もあんまりビックリしない、それほど美味しそうでもない、なのに珍妙レシピは台所を挑発し続けます。それは家族の胃袋の要請というより作り手の主婦の好奇心を刺激するためなのではないのでしょうか?外食が非日常で、家のゴハンが日常であった時代に、外のメニューをいかにウチのメニューに取り込むか、という歴史の記録に読めました。専業主婦がスタンダードだった時代の外食と内食の汽水域が本書なのではないか、と感じました。それにしても本書には出てきませんが陳健民が料理番組で一振り入れる「ヒミツ(味の素)」の存在のデカさよ!うまみ調味料の普及は食の内と外のボーダーを外したのかもしれないとの指摘も面白かったです。

Posted by ブクログ

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