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消えた冒険家 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2023/03/11 |
| JAN | 9784750517841 |
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消えた冒険家
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消えた冒険家
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
著者のローマン・ダイアルは冒険家。これはその冒険家である彼が、最愛の息子であり、かつ自分を継いだ冒険家がコスタリカに出かけたあと行方不明になった、その捜索談。この本はyoutubeの積読チャンネルで聞いて読んだもの。ごめんなさい、僕は耳で聞く派なのでどうしてもバリューブックスさん...
著者のローマン・ダイアルは冒険家。これはその冒険家である彼が、最愛の息子であり、かつ自分を継いだ冒険家がコスタリカに出かけたあと行方不明になった、その捜索談。この本はyoutubeの積読チャンネルで聞いて読んだもの。ごめんなさい、僕は耳で聞く派なのでどうしてもバリューブックスさんからは買えないんだけど(今度メンバーになろうかしら)。 さてさて、本書の前半は著者自身の自伝的内容と、最愛の息子を冒険家たらしめる彼が小さい頃に一緒に行った冒険譚。6歳の息子とアリューシャン列島を徒歩で横断とかすごいことしてる。 その息子くん、27歳の時にコスタリカに出かけるのですよ、そしてどうやら森の中で行方不明になる。彼ら冒険家は事前にメールで予定を知らせる。だから受け取った方はその日程が一定程度過ぎると当局に捜査を要請するのだが、なんと著者はそれをしばらく見過ごしてしまう。おやじどのよ⋯そのせいで息子がどうやら期日を過ぎたのに戻ってこないことに気づいたのが相当遅れる。こりゃ大変と早速行動力を発揮する親父殿のコネが凄まじくてアメリカ軍まで頼るのだが、結局は本人が中心となってよくわからない現地で捜索することになる。地元の怪しげな情報に振り回されつつ、さらにはマスゴミとしか言えないテレビ局のドキュメンタリーにも付きまとわれながら最後に辿り着く息子の行く末にはもう涙無くしては読めないのだが、それでも救いがあった。息子の死に方は良かったといえる。 全編に愛する息子への罪悪感が溢れていて、そこは読んでて辛いものがあるが、せめても息子くんが決して後悔しないであろう人生を送っていたことは確かだとは感じられますよ。
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何がつらいって、逆縁ほどつらいものはないではないか。父は息子を愛し、息子は親の手の届かないところまで成長していく。それは嬉しくもあり寂しくもあり…ただでさえ複雑だけれど、それが生命まで賭けられたものとなると。父と、子の成長の話としても読める。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子を育て、その子が大人になってからも常に自分の子育ては正しいのか、間違ってはいないのかという不安は消えないものだけど、子どもが消えてしまったらその恐怖と苦しみを想像するだけで胸が張り裂けそうになる。作者はその苦しみを丁寧に書いて何度も途中で悲しさや会いたいという気持ちが辛すぎて、読むのをやめてしまった。最後まで辿りついたときに、息子が彼の知っている息子で本当に良かった。私もそうだと思う。彼は愛するジャングルの自然のなかに溶けていったのだろう。
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