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英国古典推理小説集 岩波文庫
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英国古典推理小説集 岩波文庫

チャールズ・ディケンズ(著者), G.K.チェスタトン(著者), ウォーターズ(著者), 佐々木徹(編者), アンソロジー

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英国古典推理小説集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2023/04/18
JAN 9784003720028

英国古典推理小説集

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商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/12/15

英国における、推理小説というジャンルが確立されていく様子がわかる選集。 一作目がディケンズの『バーナビー・ラッジ』 ディケンズといえば、『クリスマス・キャロル』『大いなる遺産』等、有名な作品がたくさんあるけど、推理小説は初だった。そして書評をポーが書いているという。なんたる贅沢...

英国における、推理小説というジャンルが確立されていく様子がわかる選集。 一作目がディケンズの『バーナビー・ラッジ』 ディケンズといえば、『クリスマス・キャロル』『大いなる遺産』等、有名な作品がたくさんあるけど、推理小説は初だった。そして書評をポーが書いているという。なんたる贅沢! その他の作品も味わいがあり、最後は長編で読み応えがあった。ザ・古典で好きな感じだった。 推理なので内容書かないように気をつけると書くことなくなる…

Posted by ブクログ

2024/08/08

古びたのは否めないが、興味深く読めた。 ただ、オッターモールやイズリアルとか、最初読んだときはもっと感銘を受けたのにな。小六か中一か。あれから感性鈍ったんだな。

Posted by ブクログ

2023/07/05

英国最初期の推理小説群から、 その形式が洗練されていく過程を浮かび上がらせようという アンソロジー。 だが、あまりドキドキワクワクしなかった。 唯一、トマス・バーク「オターモゥル氏の手」は 〈奇妙な味〉風で私好みであり、楽しめる作品だった。 ■チャールズ・ディケンズ『バーナビー...

英国最初期の推理小説群から、 その形式が洗練されていく過程を浮かび上がらせようという アンソロジー。 だが、あまりドキドキワクワクしなかった。 唯一、トマス・バーク「オターモゥル氏の手」は 〈奇妙な味〉風で私好みであり、楽しめる作品だった。 ■チャールズ・ディケンズ『バーナビー・ラッジ』 (Barnaby Rudge,1841)第一章[跋]  長編歴史小説の序盤。  1775年3月、ロンドン郊外の酒場兼宿屋メイポール亭に  見慣れぬ客が現れ、  近くの屋敷の前で見かけた若い女性について訊ね、  メイポール亭の主人ジョン・ウィレットが、  それはジェフリー・ヘアデイル氏の姪だと答えると、  常連客の一人ソロモン・デイジーが  地元では有名な22年前の事件について語った。  屋敷で殺人が起き、  容疑者もまた遺体で発見されたのだ――と。  当夜、異変を察した人物が感じた恐怖が  ありありと伝わってくる名調子。 □(付)エドガー・アラン・ポーによる書評:  ①1841年5月1日付『サタデイ・イヴニング・ポスト』   にて、ポオは『バーナビー・ラッジ』において、   読者の想像力に特に強く訴えかける部分を紹介しつつ、   事件の核心に触れている。  ②1842年2月『グレアムズ・マガジン』で   ポオは『バーナビー・ラッジ』では   暴動事件の恐怖に主軸が置かれたことで   殺人事件にまつわる読者の推理の興を削いでしまった   ――と、作者の“軽挙”を批判。 ■ウォーターズ「有罪か無罪か」(Guilty or Not Guilty,1849)  作者不詳、但しウォーターズはウィリアム・ラッセルという  ジャーナリストの筆名であるとの有力な説あり。  本作は作品集『ある警察官の回想』(1856年)収録。  スコットランド・ヤードの警察官である語り手〈私〉が  捜査した事件について。 ■ヘンリー・ウッド夫人「七番の謎」 (The Mystery at Number Seven,Johnny Ludlow Sixth Series,1899)  連作短編集《ジョニー・ラドロー》シリーズの一つ。  ジョニーの回想記の体(てい)で、  両親亡き後ジョニーと同居する継母と、  その再婚相手の郷士(スクワイヤ:squire)及び  彼の連れ子トッドらが出くわした事件が紹介される。 ■ウィルキー・コリンズ「誰がゼビディーを殺したか」 (Who Killed Zebedee?,1880)  死期を悟った男性が過去の過ちを告白し、  それを神父が書き取ったという体裁の小説。  語り手〈私〉は25歳のとき、ロンドン警察の一員として、  ある殺人事件の捜査に当たった。  クロスチャペル夫人の下宿屋に投宿していた  ジョン・ゼビディー氏が妻に殺害されたらしいというのだが……。 ■キャサリン・ルイーザ・パーキス「引き抜かれた短剣」  (Drawn Daggers,1893)  ダイヤー氏の事務所に勤務する女性探偵  ラヴデイ・ブルックが活躍するシリーズの一つ。  不可解な手紙とネックレス紛失という、  アントニー・ホーク邸に降りかかった変事の謎を解くラヴデイ。 ■G.K.チェスタトン「イズリアル・ガウの名誉」 (The Honour of Israel Gow,1911)  ブラウン神父はスコットランドのグレンガイル城へ赴き、  素人探偵の友人フランボー及びクレイヴン警部と合流した。  二人はグレンガイル伯爵の生死を調査中だった。  狂気に満ちた家系の末裔である伯爵は失踪していたが、  国外へ出た形跡はなく、まだ城の中にいると思われ……。 ■トマス・バーク「オターモゥル氏の手」 (The Hands of Mr. Ottermole,1929)  中国系の老人クォン・リーを語り手とするシリーズの一つで、  切り裂きジャック事件に想を得たと思しい、  イースト・エンドでの連続殺人を扱った短編。  七名が絞殺された事件を追う若い新聞記者が  真相に辿り着いたのだが……。 ■チャールズ・フィーリクス「ノッティング・ヒルの謎」 (The Notting Hill Mystery,1862)  クレメンツ法学院・秘密調査事務所のラルフ・ヘンダソンが  某生命保険会社取締役に送った1858年1月17日付の書簡。  ラ××男爵なる人物が妻を被保険者として契約した  巨額の生命保険に関する調査。  ラ××男爵が『ゾウイスト』誌掲載の記事を読んで、  ある計画を着想し、実行したと思われることについて。 ※後でもう少し細かいことをブログに書きます。  https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/

Posted by ブクログ

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