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三島由紀夫が復活する 新版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日ワンズ |
発売年月日 | 2023/04/16 |
JAN | 9784909447258 |
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三島由紀夫が復活する 新版
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
三島由紀夫の最期の行動の思いを、二二六事件や仏教を説明し、小説、建白書、楯の会会員への遺書等からまとめている 割腹自殺に至るまでの思想が少しは知れた気がする 読み辛さを感じたのは、自分も平和ボケみたいなものが染み付いて、熱くないからなのかもしれない
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難解な書、なんどかいったりきたりしたが、どうもつながらなくて、イライラ感が満載の状態です。 そして、その題「三島由紀夫が復活する」という意味とは何か。 文脈からすると、昭和維新、戦後の警察予備隊による再軍備、そして現代、あらためて日本に強力な軍事力が必要とされていて、それを実現す...
難解な書、なんどかいったりきたりしたが、どうもつながらなくて、イライラ感が満載の状態です。 そして、その題「三島由紀夫が復活する」という意味とは何か。 文脈からすると、昭和維新、戦後の警察予備隊による再軍備、そして現代、あらためて日本に強力な軍事力が必要とされていて、それを実現するために、新たな三島由紀夫が復活するとことなのでしょうか。 かたまりとしては、次の5つのブロックに分かれているとみているのですがどうでしょうか。 ①226事件 ②三島由紀夫の思想を形作っっている唯識論 ③四有輪転と、輪廻転生、三島由紀夫の傑作、「豊饒の海」4部作 ④三島由紀夫の生い立ちと盾の会 ⑤三島由紀夫の建白書 流れとして、226事件とは、青年将校は、反乱軍であって反乱軍ではない。天皇制をかついでいながら、その天皇からは、認められず、自壊した。 三島の盾の会も、同様、天皇崇拝者であったのに、現実の政治には、利用されたが、いざの時は、見向きもされなかった。 憧れというか、宗教としての天皇崇拝と、現実の政治システムとしての天皇制とが乖離している、二重構造が 青年将校を、そして、三島由紀夫と盾の会を絶望においやった。 ①+④+⑤はここでつながっている。 輪廻転生と成仏しないかぎりは、無限に苦しみのなかで、死に生き続けるしかない。豊穣の海では、意識をもって転生を繰り返す物語。 ②+③+④ はここでつながったとみる。 入隊検査で、乙2として、かろうじて合格したものの、原隊への入隊試験で、軍医の誤診のために、即日帰郷となっています。そのことが、三島由紀夫のトラウマとなっています。 それから、ボディビルダーや、ボクシングをおこなって肉体を鍛え肉体美となっている。そして三島の天皇崇拝については、豊穣の海が描く、肉体と精神の融合とつながっている。これが、さらに、③+④のつながりとみる。 ①と②がつながらない。というか、①のながれと、②のながれが、④と⑤で豊饒の海のごとく融合したとみることができるのでしょうか。 大きく気になったことは3つ ・三島由紀夫は、天皇絶対主義者である。天皇神格論者である。彼が批判の対象としているのは、「天皇の人間宣言」以後の「天皇制」であり、戦後の新憲法下の「天皇制」である。 ・自由とは、守りかつ戦いとるものなんだ。業深く論戦してこそ得られるものでしょう。しかし、日本はアメリカから与えられてしまった。与えられた自由は、真の意味での自由ではないんです。 ・三島は高度の知性に恵まれていた。その三島ともあろう人が、大衆の心を変えようと試みても無駄だということを認識していなかったのだろうか。それを問うているのだ。かつて、大衆の意識変革に成功したものはひとりもいない。アレキサンドロス大王も、ナポレオンも、仏陀も、イエスも、ソクラテスも、だれもそれには成功しなかった。 226事件の際でも、現在の「天皇制」下でも、天皇と政治が、分離して機能していることで、戦前と戦後は変わっていないのである。 理想の国防という観点からは、なんら変わっていない。ということは、それを解消すべく、新たな、「三島由紀夫」が、現代に復活するというなぞかけというか、期待ということなのでしょうか。 私はそうよみました。 目次 まえがき 第1章 三島由紀夫と二・二六事件 第2章 戦後天皇制に挑戦した三島由紀夫 第3章 蘇る三島由紀夫 第4章 帰らざる河 第5章 そして「豊饒の海」へ 第6章 残された建白書 特別寄稿 三島由紀夫先生の遺書(元楯の会班長 本多清) 出版社 : 毎日ワンズ 発売日 : 2023/04/29(第1刷発行) 発売日 : 2023/05/10(第2刷発行) 言語 : 日本語 新書 : 274ページ ISBN-10 : 4909447253 ISBN-13 : 978-4909447258 寸法 : 17.6 x 11.4 x 1.6 cm
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仏教や2.26事件に対する解釈やそれが作品や行動にに反映されてどう表現されているかという内容。 他の作品評にはなかった斬新な解釈だと思った。 まだ作品を読み込んでいないし、時代背景もテレビや本で見聞きした位だが、楯の会のメンバーの寄稿や寄稿者宛の遺書もありリアルな空気感を感じら...
仏教や2.26事件に対する解釈やそれが作品や行動にに反映されてどう表現されているかという内容。 他の作品評にはなかった斬新な解釈だと思った。 まだ作品を読み込んでいないし、時代背景もテレビや本で見聞きした位だが、楯の会のメンバーの寄稿や寄稿者宛の遺書もありリアルな空気感を感じられた。
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