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まむし三代記 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2023/04/10 |
| JAN | 9784022650948 |
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まむし三代記
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
斎藤道三といえば、さまざまな調略を駆使し、狡猾で毒々しい方法で下剋上を成し遂げた蝮のような人物であると評されていますが、この物語の斎藤道三は、決してそのような人物としは描かれていなかったのが新鮮でした。物語自体も「国滅ぼし」という、謎の凶器を中心に進んでいくのがとても面白く、最後...
斎藤道三といえば、さまざまな調略を駆使し、狡猾で毒々しい方法で下剋上を成し遂げた蝮のような人物であると評されていますが、この物語の斎藤道三は、決してそのような人物としは描かれていなかったのが新鮮でした。物語自体も「国滅ぼし」という、謎の凶器を中心に進んでいくのがとても面白く、最後まで想像を膨らませながら読むことができました。
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序盤 なかなか面白い 中盤 ギリギリ面白い 終盤 なんとか面白く終えた! 暗めな作風ですが、楽しめました。
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私にとって時代小説は、人物名や地名、時代背景、難読漢字など、前提知識がないとつまづくことが多いジャンルという認識だが、本著は更に時系列が複雑であるために、構成含めて読みにくい小説となっている。 さらには「国盗り物語」の内容と沿わない部分もあり、前提知識が覆されたりもした。 フィ...
私にとって時代小説は、人物名や地名、時代背景、難読漢字など、前提知識がないとつまづくことが多いジャンルという認識だが、本著は更に時系列が複雑であるために、構成含めて読みにくい小説となっている。 さらには「国盗り物語」の内容と沿わない部分もあり、前提知識が覆されたりもした。 フィクションについての意図はあとがきにて著者により記されており、史実とフィクションの判別はきっちりしておく必要がある。 ストーリーとしては、「国滅ぼし」という核をベースに斎藤家が3代に渡り国を盗る様を主人公の源太が共にするというもの。 国主になるための謀略だけでなく、親子や仲間たちとの人間ドラマ、垣間見える人間の欲望などかなり工夫されており、最後まで飽きずに読破することができた。
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