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古代ローマごくふつうの50人の歴史 無名の人々の暮らしの物語
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古代ローマごくふつうの50人の歴史 無名の人々の暮らしの物語

河島思朗(著者)

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古代ローマごくふつうの50人の歴史 無名の人々の暮らしの物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 さくら舎
発売年月日 2023/03/09
JAN 9784865813784

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商品レビュー

4.5

7件のお客様レビュー

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2024/08/17

ローマは偉大なり。江戸やローマを見ていると「平和」「寛容」「文化」は人類の果実だということがよく解る。2000年も昔にこれだけの成熟した文化があったのは人類の誇れる遺産だ。

Posted by ブクログ

2024/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ごく普通のローマ人の足跡を墓石や数々の遺跡や遺品から辿る本。 酒場の女将さんから愛されわんちゃんまで。 こういう、昔のふつうの人の暮らしにとても興味があるのでこの本はどんぴしゃでした。 特に興味深かったところを抜粋。 閏日の追加が2月なのは、1年の始まりが3月からだったから。 衣服を整えるブラシには茨やハリネズミの皮。 イーストの製法が生み出されたふんわりパンができたのは前2世紀前半。 プリニウスの博物誌が結構引用されるけど、中にはぼやきみたいな記述もあったそう。 例えば『ぴりっと辛いだけなのに、高価な胡椒がこれほど流行るのは異常だ』とか。 博物誌はいつかは読んでみたいんですよね。せめて鉱物宝石の巻だけでも。 宴会の際の食べ残しは床に落としていたんだけど(そういうのを飼っている猟犬なんかが食べていた)、それを模したモザイク画が残ってておもしろいなぁと。 古代ローマに12階建てのビルがあったの、ほんとすごい。現代の電気を使う重機も無い時代に。 それを言ったら古代ギリシアの神殿やピラミッドだって大概ですけれど(笑。 焼成レンガには作ったメーカーの刻印があって、建物の製造年代特定の一助にも。 ローマで作られたレンガがカルタゴにまで輸出されていた。 特別な泉にコインを投げる風習は紀元前からあったんだなぁ。 中には呪うための呪物(呪いを刻んだ銅板)まで。呪詛板を入れて沈めたオイルランプも見つかっている。 剣闘士が有名だけど他にもローマ市民の娯楽として楽しまれたのが戦車競争。 四頭立てか二頭立ての馬車を走らせた。 剣闘士は興行師によってまとめられ育成や食事、医療も受けられていた。 命がけではあるけれど、戦闘というある意味スポーツじみた見栄えの良いパフォーマンスを披露するパフォーマー集団。 死者は思う以上に少ない。一人当たりの年間の戦闘数も。あと年季明けも早め。 誕生日を祝う習慣は古代ギリシアにはなく、古代ローマにはあった。 子供用の人形が思った以上に精緻! お墓に納められていた物だけど、関節で曲がる仕組みがあって座らせられた。肩や肘も曲がる。 多肉植物の由来になったエウポルビア。……ユーフォルビアか-!! ガラス製品にも製造元の刻印を付けられているものがあった。 毛糸を入れたかごのフレスコ画かわいい。 捨て子から奴隷となり、主人が養父となって高度な教育を施し、カエサルの家庭教師になったグニポ。 のちに自宅で学校を開き、キケロさんも40代にして師事したという。 おおらかな人徳で人気の教師だった。 キケロも頻出しましたねぇ。主役ではないけれど。 この時代の本を読むと言うことは音読することで、黙読はなかった。 現代の図書館では考えられないくらい、あちらこちらで人の声が聞かれたんだろうなぁ。 プリニウスは音読させながらパピルス紙にメモを取っていたそう。 あらためて、この時代の『奴隷』の概念は他の時代とは違う物だなぁとしみじみ。 もう別の言葉を当ててもいいくらいに思います。 もちろん主人となった人間によるところが大きいのですが。

Posted by ブクログ

2024/01/12

偉大な文明の一つである古代ローマ、それを構成する“一般人”に焦点を当てた一冊です。 古代ローマは事あるごとに文字や絵に残す国柄で、大体の記録が現代へ受け継がれています。 そんな国の成り立ちに貢献した偉人の紹介から始まり、今回の主役である一般人へ移ります。 市民と解放奴隷と奴隷とい...

偉大な文明の一つである古代ローマ、それを構成する“一般人”に焦点を当てた一冊です。 古代ローマは事あるごとに文字や絵に残す国柄で、大体の記録が現代へ受け継がれています。 そんな国の成り立ちに貢献した偉人の紹介から始まり、今回の主役である一般人へ移ります。 市民と解放奴隷と奴隷という確固たる身分がありますが、しかし奴隷の生活が劣悪というわけでもないのが面白いところです。 ローマ人には無い能力を持つ優秀な奴隷も沢山いて、彼らがいたからこその国だと理解しました。 靴職人、居酒屋の女将、美容師、賞金王、医者、教師、司書、助産師、そして飼い犬などの生涯が綴られていて大変興味深く楽しいです。 ちなみに私と同業の司書はカッリステネスさんが紹介されていますが、彼はアポロン神殿付属の公共図書館で働く奴隷だったそうです。 私も負けず劣らず忙しくしていますが、どの時代でどんな立場であろうと生きるうえでの役割があるというのは恵まれたことなのかもしれませんね。

Posted by ブクログ

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