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ノー・カントリー・フォー・オールド・メン ハヤカワepi文庫
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ノー・カントリー・フォー・オールド・メン ハヤカワepi文庫

コーマック・マッカーシー(著者), 黒原敏行(訳者)

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ノー・カントリー・フォー・オールド・メン ハヤカワepi文庫

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2023/03/23
JAN 9784151201080

ノー・カントリー・フォー・オールド・メン

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商品レビュー

4.3

14件のお客様レビュー

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2024/08/04

ずっと本の登録だけして、感想は書いていない。 たまたま、一年前にこの本を登録したのを、ブクログから知らされて、もうほぼ忘れているので、感想は書けないが、おぼろなものを書いてみよう。 もともと、「ノーカントリー」という映画を見ていだ. 特にハビエル・パルデムの殺し屋は、印象的。 ク...

ずっと本の登録だけして、感想は書いていない。 たまたま、一年前にこの本を登録したのを、ブクログから知らされて、もうほぼ忘れているので、感想は書けないが、おぼろなものを書いてみよう。 もともと、「ノーカントリー」という映画を見ていだ. 特にハビエル・パルデムの殺し屋は、印象的。 クライマックスに負傷した体を自分で縫合し、生き残り、消えて行く。 つまり、殺し屋はまだ生きているのだ。 僕の貧弱な語学力だと、「ノーカントリー」は「国ではない」とか「国を持たない」となるのだろうか。 しかし、原作は「ノーカントリーフォーオールドメン」。  「年老いた男達に国はない」「年寄りに安住の地はない」ということだろうか。 善の否定、非情とか、そのようなことしか浮かばない。 コーマック・マッカーシーの原作で「悪の法則」というのがあったが、こちらも救いのない作品だった。

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2024/05/26

映画を先に見てあまりのインパクトに原作も気になりやっとの思いで購入。改訂前の方?全然売ってなかった! 映画のシュガー訳わからんかったけど原作も訳わからん。普通に話してると思ったら次の行で平然と人殺しててめちゃ怖かった。 第一章のベルの語りがこの恐怖の全てを物語ってるわ… 生きて...

映画を先に見てあまりのインパクトに原作も気になりやっとの思いで購入。改訂前の方?全然売ってなかった! 映画のシュガー訳わからんかったけど原作も訳わからん。普通に話してると思ったら次の行で平然と人殺しててめちゃ怖かった。 第一章のベルの語りがこの恐怖の全てを物語ってるわ… 生きてると何が起こるかわからないけど、こういうサイコパスと遭遇せずに一生を終えたすぎる ヒッチハイクで出会った女の子とモスの会話だけがこの物語の唯一の癒し

Posted by ブクログ

2024/05/08

コーマック・マッカーシーの代表作である。 国境での麻薬取引が襲撃され麻薬と金(かね)の奪い合いが始まる。金を横取りするベトナム帰還兵、追いかけ回す密売集団、スタンガンのような特殊な武器を使う殺し屋の執拗で冷酷な追跡、それを捜査し追走する保安官・・・。 独特の表現で、今のことなのか...

コーマック・マッカーシーの代表作である。 国境での麻薬取引が襲撃され麻薬と金(かね)の奪い合いが始まる。金を横取りするベトナム帰還兵、追いかけ回す密売集団、スタンガンのような特殊な武器を使う殺し屋の執拗で冷酷な追跡、それを捜査し追走する保安官・・・。 独特の表現で、今のことなのか過去のことなのか、状況なのか会話なのか、話ことばに鍵かっこを使わず、凄惨な場面が次々と起こる。めまぐるしい展開に説明がない、何がどうなっているのかわからず読者も振り落とされそうになる。 各章冒頭の随想のような文章で一息入れる。 欲望と殺戮と僅かの日常が混在し、全編を貫くスピード感と虚無感に満ちたテイストの風変わりな小説である。 映画化されてアカデミー賞を受賞する。

Posted by ブクログ

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