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映画のまなざし転移
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2023/02/14 |
JAN | 9784791775132 |
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映画のまなざし転移
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精神科医である斎藤環の映画本。 映画に限らず、もともと漫画や音楽などサブカルの話題も得意なひとなので、読みやすいものではある。いわゆるキネ旬的な映画評ではないし、映画秘宝的な文章でもない。なので、シネフィルや映画オタクじゃなくても読みやすい。 カタログ的に読んで、気になる映画が...
精神科医である斎藤環の映画本。 映画に限らず、もともと漫画や音楽などサブカルの話題も得意なひとなので、読みやすいものではある。いわゆるキネ旬的な映画評ではないし、映画秘宝的な文章でもない。なので、シネフィルや映画オタクじゃなくても読みやすい。 カタログ的に読んで、気になる映画があれば観るくらいでいいと思うが、欠点があるとすれば、同じ映画が何回か取り上げられることがある。特に「この世界の片隅に」に関しては、本書だけでなくあらゆる場所で著者は語っている。私もぜんぜん悪い映画だとは思わないが、著者の書籍をすべてカバーしている読者としては食傷気味。
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とてもマニアックな本の部類に入るのかもしれない。 精神科医 斎藤環さんによる映画批評。 ここで取り上げられている映画は、例えば「この世界の片隅に」や「ハウルの動く城」。是枝監督の「万引き家族」他作品。「おおかみこどもの雨と雪」と思えば「ジョーカー」やクリストファー・ノーラン監督の...
とてもマニアックな本の部類に入るのかもしれない。 精神科医 斎藤環さんによる映画批評。 ここで取り上げられている映画は、例えば「この世界の片隅に」や「ハウルの動く城」。是枝監督の「万引き家族」他作品。「おおかみこどもの雨と雪」と思えば「ジョーカー」やクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」などなどいろいろ。 これらに共通するのは斎藤環さんが 「何かのための映画」が好き、ということらしい。 この「何か」には、イデオロギー、倫理感、作家の無意識(あるいは「病理」)、大衆の欲望などの要素が入る 、とのこと。 1つ1つは2,3ページの批評だから好きなところから気の向くまま読める。 「シン・ゴジラ」では原発と共存するほかない現実に重なると語り、ギグ・エコノミーについて語っている「家族を想うとき」などは映画を見ていないけれど、なかなか面白かった。 重かったり、とても難しい内容のものもたくあさんあるけれど、時々はっとする言葉が出てくる。 「人は『現実』を常に自己流に『意味づけ』しながら生きている 」(イレブン・ミニッツ) とか、 「人間には『満たされない欲望を持ちたい』という欲望がある。なぜ満たされないのか。満たされたと思った瞬間に別の対象に横滑りしていくからだ。」 (マジカル・ガール)とか。 いろいろな映画の世界を垣間見れるという意味ではこういう本を手に取ってみるのもありかと。
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