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絶滅へむかう鳥たち 絡まり合う生命と喪失の物語

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2023/02/14 |
JAN | 9784791775330 |


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絶滅へむかう鳥たち
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
興味深かった。 元々絶滅危惧種に関しては小学生の頃に興味を持ってから時々は調べるようにしていたが、絶滅危惧種の保全・野生動植物と人々の営みの関わり等において、今まで考えたことのなかった観点からの視点や実際にどう絶滅危惧種の保全が行われているかの詳細などが記されていた。 特に、保護を行うにあたって「強制」というある種の暴力が行われていること、それに対する考え、種に対するケアと個体に対するケアの違いなどが考えさせられた。 また近いうちに改めて読み返したい。
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人間例外主義(人間が、ほかのいきものとは異なって特別に優秀であるという説)に疑問を抱いているひとに、とくに読んでもらいたい本。わたし自身も再読して理解を深めていく必要をつよく感じている。 著者はアホウドリ、ハゲワシ、コガタペンギン、アメリカシロヅル、ハワイガラスという5種の鳥を取り上げて紹介しながら、かれら各々がかれら自身の歴史や文化を持ち、土地や多様なほかのものとの「絡まり合い」、つながりを持っていることを明らかにしている。 そうして、それは人間こそ特別であり、人間とそれに飼育されるものさえあればこの世は盤石だと思いがちな狭い視野のわたしたちに、他者の存在と、他者がもたらしただろうに失われてしまった豊かな視座の存在を思い起こさせてくれる。
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面白かった。何年か前に原書で安なったら買おうと思って、南米河のリストに入れてそのまま忘れてた本。今月図書館に並んだのをみて思い出した。そして、即借りた。鳥類と絶滅について、Animal studiesとEnvironmental humanitiesの方向から考察されている。ミッ...
面白かった。何年か前に原書で安なったら買おうと思って、南米河のリストに入れてそのまま忘れてた本。今月図書館に並んだのをみて思い出した。そして、即借りた。鳥類と絶滅について、Animal studiesとEnvironmental humanitiesの方向から考察されている。ミッドウェーのコアホウドリ、インドハゲワシ、コガタペンギン、アメリカシロヅル、ハワイガラス。 Indian vulture(インドハゲワシ)のことを多分インドのハゲワシと書いてるようで、なんかちがうと思う、、。指してるのは同種でも、”の”が入ると鳥種名称ではなくなるんだが。だれか校正で気づかなかったんか。鳥類学の話ではないものの、せめて鳥種ぐらいはチェックしたほうがよかったのでは。とはいえ、もしかしたら、インドハゲワシではなくて、インドに住んでるハゲワシという意味で使われてるんかもしれんし、、、とはいえ、ジクロフェナクの話となるとやっぱりインドハゲハシの話だろうしねぇ。そういえば、Dooren本でVultureというのも出版されていたような。そっちを読むべきか。それと、ハゲワシの3つのグループの「引き裂き」「突き」「引っ張り」って、おい、、。 rippersとgulpersと scrappersのことかねぇ、、。日本語になるとさっぱりわからん。モヤるわ。やっぱり訳版とちゃうほうで読まんとあかんかねぇ。モヤるわ。 まあ、そんな細かいところはともかく、 非常に興味深く、また考えさせられる書物だった。死ぬということ、絶滅するということ、死を悼むこと。人間であるということ。悲嘆。Flight waysを突然断ち切るということはどういう意味をもつか、またどういうことが起きるか、どういう影響があるか。種の絶滅がマルチスピーシーズコミュニティでもつ意味。人間の責任のとりかたを考えるということ。 腹切ったぐらいじゃ、チャラにはならん。 >自分たちを自然から適度に切り離し、自然を概念的に単純化してしまうとき、私たちは、人間以外の世界に共感し、倫理的に見つめる能力を失うだけでなく、自分自身の特徴や立ち位置について誤った感覚を持ち、行為主体性や自律性について錯覚することになる。よって、人間を中心とする概念的枠組みは、非ー人間にとっては直接的な危険であると同時に、自己、すなわち人間にとっては、とりわけ私たちが限界に突き進む状況において、慎重な考慮を要する間接的な危険となる(Plumwood 2009:117) Thom Van Dooren "Flight Ways" Life and Loss at the Edge of Extinction
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