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火星からの来訪者 知られざるレム初期作品集 スタニスワフ・レム・コレクション
定価 ¥2,970
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
| 発売年月日 | 2023/03/12 |
| JAN | 9784336071316 |
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火星からの来訪者
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火星からの来訪者
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
特に印象に残った二作の感想。 『火星からの来訪者』 粗削りながらも、すでに後の『ソラリス』に通じるテーマ──人間にとって“他者”とは何か──が浮かび上がっていたのが印象的だった。作中、謎めいた異星生命体と人類の科学者たちが接触を試みるが、そこに成立したのは「対話」ではなく、どこ...
特に印象に残った二作の感想。 『火星からの来訪者』 粗削りながらも、すでに後の『ソラリス』に通じるテーマ──人間にとって“他者”とは何か──が浮かび上がっていたのが印象的だった。作中、謎めいた異星生命体と人類の科学者たちが接触を試みるが、そこに成立したのは「対話」ではなく、どこまでも一方的な「観測」だったように思う。特に、教授が体験する“火星のヴィジョン”の場面は、人間側の希望的観測の象徴に感じられた。リオンが何かを伝えようとしたのではなく、教授自身が「意味を見出したい」という欲望から幻を見たのではないか。この作品を通じて、レムは早くも「知性とは、他者と本当に理解し合えるのか?」という問いを投げかけている。その問いは、今なお新しく、静かな余韻を残す。 『異質』 スタニスワフ・レムの短編『異質』は、少年が「永久機関を発明した」と物理学者の家を訪ねるという、ユーモラスな導入から始まる。しかし、物語は思いがけない方向へ進み、ラストは唖然とさせられる。 作中では「プランク定数」や「シュレーディンガー方程式」などが語られ、科学の理論がいかに不確実性と隣り合わせであるかが示唆される。確率的に“ありえない”はずの出来事が、ほんの僅かな可能性のもとで起こり得る——その問いかけが、後の『ソラリス』や『無敵』に通じる「人間には理解できない存在」や「科学の限界」というレムの核心的テーマに直結している。短くも鋭いこの作品は、知性への皮肉と想像力への畏怖が詰まった、まさに“プロト・レム”的一編。
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全作、当時のレムの置かれた背景からか 戦争の影響を強く感じる かつ 終わり方がどれも詩的、抽象的なので 面白いからどうかと言われると 面白くはない でも深く読むと、深く読める文章なんだと思う そこまで深掘りできなかったけど。 ソラリスを積読してるので 読めるかなー、、と少し不安に...
全作、当時のレムの置かれた背景からか 戦争の影響を強く感じる かつ 終わり方がどれも詩的、抽象的なので 面白いからどうかと言われると 面白くはない でも深く読むと、深く読める文章なんだと思う そこまで深掘りできなかったけど。 ソラリスを積読してるので 読めるかなー、、と少し不安になる 初期の作品ということで レムを知りたい方には いいと思う。 以下は自分の備忘録として。 火星からの来訪者 そのものの想像がちょっとつきにきくかった 人物の特徴もちょっとはっきりしないとこもあり 面白くない けど、最後までどうなるか気になる作品 ラインハルト作戦 この作品と、ドクトル・チシニェツキの当直は、 他の長編の一部ということで、(解説より) 登場人物もその中ででてくるのだろう あまり、人物についての説明もなく この部分だけ読むと、登場人物が多く 読みにくい だが、当時の様子がよくわかる内容だった 異質 戦争に対する悲しみがひしひしと伝わる最後だった 1番心に残った ヒロシマの男 これも、最後をどう捉えていいか わたしには今わからない 基本的に、どの話も、戦争が よくないことをはっきりではないが 強く書いていると思う。 この話も、題名からして戦争の話だけれど 日本人でも、アメリカ人でもない立場ではなく 原爆についていい悪いの論理的立場でもなく ヒロシマの原爆を描くなら こうなるんだろうと思う。 この結末しかないのだろうとも思う 原爆の描写が、私たちのよく読むような ものより、ずっと想像的に描写で わたしたちの固定観念でよむと わかりにくい わたしは異質が1番せつなく、 わかりやすかったと感じた。
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WW2という時代背景の不条理さが非SFを含めてレムらしさを堪能 日本人は勇敢な人々だが、ただそれだけなので尚のことだ。「桜の花に包まれた鉄の拳。」この世の物事よりもあの世の物事に近い宗教、つまり個人の品性を高めはするが、民族にとって大きな害となる世界観。
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