鬼人幻燈抄 平成編 逢う日遥けし

中西モトオ(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2023/02/22
• JAN: 9784575246070

商品レビュー

2024/04/08

平成となり、甚夜は都市伝説の怪異を退治するものとなり、高校生になっていた。
高校で、江戸時代の知り合いからの子孫や、朝顔にも出会い、今までのつながりが、続いていく。
187歳。おじいちゃんでも知らないことがある。戦国時代からの思いに触れる。
鬼とは、人の思いを繋げて、見届ける者なのかもしれない。

2024/02/10

鬼女と刀鍛冶の愛入れぬ関係が江戸から平成までに繋がり想いを遂げていくのが今まで読んできて繋がったのがスッキリした。ジンヤの復讐ももう少しで終わると思うと寂しい

2023/07/17

いよいよ現代、平成編は2009年2月、甚夜と姫川みやか、梓屋薫たちが兵庫県立戻川高校へ入学するところからスタート。甚夜は170年近い歳月を経て、物語の始まった地に戻ってきた。甚夜が小さい頃、江戸に行く場面があったので、葛野は関東地方だと勘違いしていたので混乱したが、兵庫県丹波市の辺りに、葛野という地名があるらしい。

みやかの家は甚太神社、母は姫川やよい、父は旧姓高森啓人。梓屋薫は、以前のエピソードで甚夜と出会っている。神社のお祭りにタイムスリップ？して、甚夜からは朝顔と呼ばれた。

懐かしの口裂け女のエピソードが登場して懐かしい。当時は、とにかく怖かったことを思い出す。そんな都市伝説が絡まって、平成編がスタート。

時代が変わったので、怪しげな新しい登場人物が多い。クライマックスに向けて、どういう展開になるのか？平成編の続巻は、2023年7月26日発売。