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探偵は田園をゆく
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探偵は田園をゆく
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
ハードボイルドさと母性と地方を感じる主人公が頼もしくって好き。 地方に住んで楽に暮らしたい…とか考えてしまうけど、今回は地方の闇とを感じてしまう。 被害者も性欲を持て余し親の脛かじりだけの人生で何もなかったんだなーとかなしい。 サラリーマン辞めて地方で慎ましく暮らそうか…など考...
ハードボイルドさと母性と地方を感じる主人公が頼もしくって好き。 地方に住んで楽に暮らしたい…とか考えてしまうけど、今回は地方の闇とを感じてしまう。 被害者も性欲を持て余し親の脛かじりだけの人生で何もなかったんだなーとかなしい。 サラリーマン辞めて地方で慎ましく暮らそうか…など考えてきまうけど、楽な仕事なんてないし、綺麗なオフィスでEXCEL作ってる仕事なんて、地方でラブボの清掃してる人からすると楽だと思われるだろうな。 新年早々、仕事頑張ろうと思えた
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シリーズ2作目。ここまで方言が使われているミステリーって珍しいなあと思う。関西弁以外で方言が出てくることってあんまりないじゃないか。山形弁って字面で見ると柔らかい印象があるな。半グレ?元ヤン?のやり取りにしてもことばが丁寧な印象を受ける。今回はコロナがじわじわと広がっている時、...
シリーズ2作目。ここまで方言が使われているミステリーって珍しいなあと思う。関西弁以外で方言が出てくることってあんまりないじゃないか。山形弁って字面で見ると柔らかい印象があるな。半グレ?元ヤン?のやり取りにしてもことばが丁寧な印象を受ける。今回はコロナがじわじわと広がっている時、そして山形県では例年と比べて雪が少ない。本文には時々季節の様子が挟まれていて興味深かった。そして今回、留美の現場は山形市からは離れたところだし、東京にまで出張に行っていて行動範囲は広い。さらに今回の相手は「もしかして市長?大物?」と心配してしまった。結局市長も巻き込まれて大事になっていたが。協力しているくれる人はいるものの、例えば他の探偵小説のように仲のいい警察関係者がいるわけでもなく、まさにワンオペで探偵業を続けていく留美。続編があるといいな。
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山形弁丸出しで走り回る女探偵、この泥臭さがたまらない。 待望の続編、ず~っと待っていた。 「シンママ探偵」シリーズの二作目。 女手一つで娘を育てる、元刑事の椎名留美が主人公である。 会話は殆どが、山形弁。 都会でカッコよく仕事をしている探偵物語より、 地味だが、等身大で、ス...
山形弁丸出しで走り回る女探偵、この泥臭さがたまらない。 待望の続編、ず~っと待っていた。 「シンママ探偵」シリーズの二作目。 女手一つで娘を育てる、元刑事の椎名留美が主人公である。 会話は殆どが、山形弁。 都会でカッコよく仕事をしている探偵物語より、 地味だが、等身大で、スッと物語に入り込める。 でも、展開は、ハードボイルド。 この作家さんの作品だから、大人しいままで終わるわけがない。 警官時代に因縁ができた畑中逸平、その妻で元ヤンの麗といった 仲間を巻き込んで、物騒な連中を相手にして、一歩も引かない、 強い女は、八神姐さんに通じるところがある。 そのくせ、義母の富由子とのやり取りなんかは、 暖かい雰囲気。 ただの子持ちのおばさんで、カッコいい女ではないが、 ブレない、芯に一本通ったものが、胸を熱くしてくれる。 探偵、とはいっても、相変わらず便利屋仕事に明け暮れる留美。 現在は、デリヘル嬢の送迎を請け負っていたが、 その仕事の途中で知り合った、ラブホテルの従業員である和喜子から、 仕事を依頼される。 行方不明の息子、翼を探してほしいというもの。 早速仕事に取り掛かる留美だが、翼の失踪事件の裏には…。
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