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朝星夜星
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2023/02/14 |
JAN | 9784569854038 |
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商品レビュー
4.1
28件のお客様レビュー
日本初の洋食店「自由亭」を開業した草野丈吉と妻、ゆきの物語を開店した当時から大阪でホテルを経営するまでを描く大河小説。タイトルの意味は「夜明け前から日暮れまで精を尽くして働くこと」で文字通り働き通しの丈吉を文句も言わず尽くす(途中で妾が3人も登場する!)ゆきの姿に当時の世相が見え...
日本初の洋食店「自由亭」を開業した草野丈吉と妻、ゆきの物語を開店した当時から大阪でホテルを経営するまでを描く大河小説。タイトルの意味は「夜明け前から日暮れまで精を尽くして働くこと」で文字通り働き通しの丈吉を文句も言わず尽くす(途中で妾が3人も登場する!)ゆきの姿に当時の世相が見える。その中でもさり気に攻撃したりするゆきがニクくて可笑しい。著名な人物も多く登場し、五代友厚や陸奥宗光、岩崎弥太郎などは多く登場する。最初期では海援隊(後の亀山社中)のメンバーも出てきてその時代らしい、熱く若々しいエネルギーが物語から湧き上がってくる。
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江戸末期から明治の長崎と大阪が舞台。 当時珍しかった洋食屋を長崎で開き、その後、大阪に進出してホテルを開業する丈吉と妻ゆきの話。 当時の外国人と日本人との関係性や、苦難を乗り越えながら発展する大阪が興味深い。 長編小説だが、丈吉の妻のゆきの視点で語られ、時には共感しながら、楽...
江戸末期から明治の長崎と大阪が舞台。 当時珍しかった洋食屋を長崎で開き、その後、大阪に進出してホテルを開業する丈吉と妻ゆきの話。 当時の外国人と日本人との関係性や、苦難を乗り越えながら発展する大阪が興味深い。 長編小説だが、丈吉の妻のゆきの視点で語られ、時には共感しながら、楽しく読み進められた。ゆきは長崎弁が愛らしく、力には自信があり、さっぱりした性格を持つ。彼女には料理の技術はないため、料理人として夫を手伝える義妹のヨシを羨むことがあり、疎外感を感じることもあった。しかし、晩年は彼女の役割を受け入れて、精一杯こなしているようで安堵する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本で最初の 西洋料理店を立ち上げた草野丈吉の妻の物語。 自由亭という関西での外国人との社交場があったとは知りませんでした。 視点が妻のゆきからなので、物語として出世歴史ものというより、朝ドラチックな感じでちょっとユーモラスなところもあり、著者の得意な男前の女主人公の語り口がいいです。 自由亭のその後については後継者がいなかったようで残念ですね。
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