商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2023/02/14 |
JAN | 9784569854038 |
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朝星夜星
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朝星夜星
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夫婦で挑んだ「日本初の洋食屋」 幕末の長崎で洋食屋を始め、明治の大阪でレストランとホテルを開いた料理人・草野丈吉と妻のゆき。 日本の外交を支えた『自由亭』夫婦の奮闘を描く長編
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朝井まかてさんの小説は、最初の1文を読み始めた(聴き始め)途端、登場人物たちや景色が色彩を持って立ち上がってくる。長い話だったが面白かった。 日本で最初に洋食屋「自由亭」を長崎で開業し、その後大阪でホテル業を始めた草野丈吉とその妻ゆきさんのお話。 まだ駆け出しの料理人であった丈吉...
朝井まかてさんの小説は、最初の1文を読み始めた(聴き始め)途端、登場人物たちや景色が色彩を持って立ち上がってくる。長い話だったが面白かった。 日本で最初に洋食屋「自由亭」を長崎で開業し、その後大阪でホテル業を始めた草野丈吉とその妻ゆきさんのお話。 まだ駆け出しの料理人であった丈吉が小さな食堂を始めたころから、近所の亀山社中の志士たちへ出前をしたり、五代友厚さんが食事に来たり、その時代の様子が生き生きと描かれていた。私も小説の中に入り込んで坂本龍馬を見かけた気がして、なんだかワクワクとした。 これは妻のゆきさんの物語で、ゆきさんの目線を通して丈吉の姿が描かれる。丈吉が亡くなった後、ゆきさんが亡くなるまで、子供のことや孫のことまで描かれている。 いい年をした私としては、思うようには育たない子供や、子育て中の後悔などは共感の嵐だ。 丈吉の3人のお妾さん、松竹梅はいい味出てる! 物語りが、ゆきさんとこの3人で終わっているのは、なんか分かるなぁ。
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日本で最初の西洋料理店を開いた草野丈吉の妻・ゆきの視点で描かれる長編小説。 史実を基にしているので、歴史的文化的な観点からも楽しく読めました。 自由亭が今に残っていないのが残念。 ただ、長崎のお店の一部がグラバー園に移築保存されているようです。グラバー園は何度か行ったことがあ...
日本で最初の西洋料理店を開いた草野丈吉の妻・ゆきの視点で描かれる長編小説。 史実を基にしているので、歴史的文化的な観点からも楽しく読めました。 自由亭が今に残っていないのが残念。 ただ、長崎のお店の一部がグラバー園に移築保存されているようです。グラバー園は何度か行ったことがあるけど、その時には特に興味なかったので記憶にない。。 ゆきの若い時からおばあちゃんになるまでの一代記。 五代友厚、亀山社中、岩崎弥太郎、陸奥宗光などの有名人との親交もあり。 NHKの朝ドラで見てみたいなぁと思いました。
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