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占(文庫版) 新潮文庫
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占(文庫版) 新潮文庫

木内昇(著者)

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占(文庫版) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/02/25
JAN 9784101018829

占(文庫版)

¥440

商品レビュー

4.2

10件のお客様レビュー

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2024/10/19

早く読み終えたいというようなねばねばと嫌な気持ちを描写している話があったり、 なんだかすこし戒めや心の成長のようなはなしもあったり 面白かったな 特に喰い師の話が好き

Posted by ブクログ

2024/10/05

連作短編形式の作品であるところが好みだったのと占いの持つ「不思議さ」のようなものを具体化してあるような作品で面白かった。千里眼の杣子さんと鷺行町の朝生屋の話が特に面白かった!

Posted by ブクログ

2024/08/07

翻訳家の桐子は大工の伊助と深い仲。だが、彼は生き別れた妹が命よりも大事だという。 ならば、私の存在はいったい何なのか。桐子は憤り、偶然行き着いた卜い屋で彼の本心を訪ねる(『時追町の卜い屋』)。 占いと女性をテーマに書かれた短編集です。 ある女性は恋しい相手の心を知るため手当た...

翻訳家の桐子は大工の伊助と深い仲。だが、彼は生き別れた妹が命よりも大事だという。 ならば、私の存在はいったい何なのか。桐子は憤り、偶然行き着いた卜い屋で彼の本心を訪ねる(『時追町の卜い屋』)。 占いと女性をテーマに書かれた短編集です。 ある女性は恋しい相手の心を知るため手当たり次第に占い屋を訪ね歩き、ある女性は些細なきっかけから占い師として様々な人の相談を受けることになる。 ある短編に出ていた登場人物が、別の短編にも出ていたりしていて、それぞれ独立した話ではありますが、連作短編集のような雰囲気もあります。 自分や他人の気持ちに思い悩み、苦しみ、占いに縋る女性たち。時に間違い回り道をしても、最後には自分の進むべき方向へ正しく踏み出し、一回り成長したようで、こちらの気持ちもすっと軽くなるような素敵な一冊でした。 心を軽くし、心の闇を晴らし、ある時は人を救うきっかけにもなる「占い」。 私は店舗でもテレビや雑誌でも、占いはほぼ見たことなかったのですが、適切な付き合い方をすればそう悪いものでもないんだなあと、何だか占いに対する偏見が取り払われた気分です。 一番気に入った作品は、『宵待祠の喰い師』。棟梁であった父から継いだ組と職人の対応に苦慮する女性の話。こちらはちょっと個人的に身につまされる話でもあり、彼女のような強さが私も欲しいなあと羨むところでもあり。 また、『山伏村の千里眼』は、もう本当に切実に! ここまでの洞察力が欲しくて仕方ない。 なお、占星術師の鏡リュウジさんと作者さんの対談が巻末に載っています。 個人的に、16歳頃から少女誌で占星術コーナーの連載を持っていたという鏡リュウジさんの経歴に驚きました。そんな年齢でも雑誌連載って持てるんだ……!?

Posted by ブクログ

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