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赤ずきんの森の少女たち 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2023/02/13 |
JAN | 9784488588083 |
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赤ずきんの森の少女たち
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赤ずきんの森の少女たち
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学校 ★★☆ 大人読書 ★☆☆ ドイツ人だった祖母の十三回忌で、高校生のかりんと大学生の従兄の慧は伯父から遺品のドイツ語小説を渡される。 祖母が大切にしていたという本をかりんは読んでみたいと思い、ドイツ語が読める慧に翻訳を頼む。慧はその代わり祖母の思い出のケーキが食べたいとい...
学校 ★★☆ 大人読書 ★☆☆ ドイツ人だった祖母の十三回忌で、高校生のかりんと大学生の従兄の慧は伯父から遺品のドイツ語小説を渡される。 祖母が大切にしていたという本をかりんは読んでみたいと思い、ドイツ語が読める慧に翻訳を頼む。慧はその代わり祖母の思い出のケーキが食べたいといい、お菓子つくりの上手なかりんにそのケーキの再現を頼んだ。 ドイツ語小説の主人公はロッテ。 ドレスデンの郊外キルシュバウムの女学校に転校してきたロッテは、この地に伝わる謎に大きく関わることになる。 1つ目はキルシュバウムの森が赤ずきんの舞台であり、退治された狼の毛皮が月がきれいな夜に現れるという謎。 2つ目は女学校の昔の城主の肖像画を描いた画家ルンペルシュティルツヒェンは未来を知っていて、その未来を書いた月光文書が城のどこかに隠されているというもの。 女学校の大部屋で同室の少女たちを巻き込み、二つの謎は大きな事件へとつながっていく。 舞台の中心はドイツ語小説の世界だけれど、ドイツ人の祖母が切っ掛けとなっているので現代の話が途中で差し込まれる。世界観が違う二つの物語だ同時進行するので読みにくさを感じるかもしれないけれど、最後まで読むと納得できる。 青春・推理・ファンタジー・恋愛をちょっとずつブレンドしたようなお話で、縦横の物語の糸がからまっているので、じっくり読みたい派の人にはお勧め。
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楽しかった。 面白かった。 でもそれだけじゃない。最後の章を読むときは、涙腺ゆるみっぱなしでした。 何度も読み返して、一生付き合う本になりそうです。
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歴史ファンタジーにしてタイムファンタジーの傑作。ロッテの語るところ、本当にドイツ人が書いたと言われても信じちゃいそう。まさかまさかの展開と清々しいラスト。こういう一冊に出会えるからファンタジー読むのやめられない。
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