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雪の日にライオンを見に行く 講談社・文学の扉
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雪の日にライオンを見に行く 講談社・文学の扉

志津栄子(著者), くまおり純(絵)

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雪の日にライオンを見に行く 講談社・文学の扉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2023/02/01
JAN 9784065305119

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商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2024/08/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

唯人は母さんと二人暮らし。 父さんはどこかへ行ったきり。 いつも従兄弟の洋平にくっついて、遊んでもらっている。どうも緊張すると洋平以外とはうまく話せないのだ そんな唯人は五年生、ある日クラスに転校生がやってきた。ツンケンしているその子はバリアを作ってクラスになじめない。 最初はそんな女の子に近づくことはないと思っていたが… ○仲良くしたいけど、口が動かない・憎まれ口ばかりしゃべってしまう、そんな二人の成長の物語。すごくよかった! ○中国ルーツの2世・3世は、なじみつつ、根っこをどのようにはっていくか迷うときがある ○ほんのりと恋?

Posted by ブクログ

2023/07/23

唯人は母親と二人暮らし。近くにいとこの洋平一家が住んでいて、いつも洋平に助けられている。 そんな唯人と洋平のおじいちゃんは中国残留邦人、二人の父親も中国で生まれて大人になってから日本へやってきた。 そしてアズという転校生。大阪にやってきたが大阪が嫌い。 二人ともクラスには馴染めな...

唯人は母親と二人暮らし。近くにいとこの洋平一家が住んでいて、いつも洋平に助けられている。 そんな唯人と洋平のおじいちゃんは中国残留邦人、二人の父親も中国で生まれて大人になってから日本へやってきた。 そしてアズという転校生。大阪にやってきたが大阪が嫌い。 二人ともクラスには馴染めない。そしておじいちゃんも日本に帰ってきてよかったのか悩みながら生きている。 皆が本当にこの居場所が好きでいるわけではない。仕方なく、のこともあれば、何となく、のこともある。 唯人とアズはクラスから浮いているが、縄飛び大会でクラスが一つになったとき、ふたりも仲間になっていく。 小学生であれ、子ども達はシビアだ。ちょっとした違いを感じ取って軽いからかいの的にしたりする。それが高じるとイジメに繋がりかねない。 ここでは、大阪的なノリに乗りきれないことがからかいの対象にもなっている。 皆が一つになれることを子ども達は求めているのかもしれない。そういうものを用意してやるのも大人の役目かも。 中国残留邦人の話題はあまり聞かなくなっている。風化させないためには児童書にもこの話題が取り入れられることも大事かなと思った。

Posted by ブクログ

2023/06/18

クラスメイトの子優しすぎんか? 上手く喋れない子にここまで優しくできるもんなのかなー 小学五年生の設定か…うーん。 中国語がちらほらでてきて、また中国語勉強したくなった。

Posted by ブクログ