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ヒエログリフを解け ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース
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ヒエログリフを解け ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース

エドワード・ドルニック(著者), 杉田七重(訳者)

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ヒエログリフを解け ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/01/30
JAN 9784488003975

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商品レビュー

4

17件のお客様レビュー

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2024/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あ〜面白かった!ヒエログリフを解読するまでのノンフィクション。ギリギリ何とか読みこなせたかな。ナポレオンがロゼッタストーンを発見するところから始まるので、解読に取り掛かる話は100ページ目から始まる。それまでは、ロゼッタストーンがどのようにしてイギリスに持ち込まれたとか、3000年続いたエジプト文明の神秘や永遠の命と復活を信じるエジプト人の宗教観、とうに失われた言語を解読することの困難さが延々と語られる。ちょっとだけ、いつ始まるんだと思ってしまった。。。 当時のヨーロッパの熱狂的なエジプトブームと、過剰なまでのエジプト文明に対する神格化。芸術のような文字のヒエログリフは、当時の知識人でさえ世界の真理を語っているのだと信じていても不思議ではない。 昔読んだ子ども向けの歴史漫画では、ヒエログリフはいわゆる象形文字みたいなものではなく、アルファベットに近いものだったらしいという話があったけど、そんな単純な話ではなかった。外国から来た文字の音読みをヒントに、ヤングがカルトゥーシュを発見し、そしてシャンポリオンが更に深く解明、決定詞を見つけるまで。決定詞の詳細が語られなかったけど、シャンポリオンが最後まで明かさなかったのか。それにしても彼の忍耐力は想像を絶する。本にも書いてあったように、まさしく海水をスプーンで救うような作業の連続。言葉は同じ言語であっても時代によって変化するし誤植も多い。未だに解明されない部分も多いとか。いろんなパターンをこなす必要があるなら、そのうち生成AIが何とかしてくれてたらいいな。 寄り道の話も結構多くて、オベリスクを持ち帰ったウィリアム・バンクスや、元はサーカス団にいたジョバンニ・ベルツォーニ、アブ・シンベルの探索の話も面白かった。つい先日、ふしぎ発見!のスペシャルがあって、今まで漠然と観てたけど、カルトゥーシュがサラッと出てきておぉ!となりました。改めて知識はすごい。

Posted by ブクログ

2024/06/02

古代エジプトの保守性、ナポレオンのひどさなど枝葉が面白かった。乾燥した砂の国の巨大建造物文明だからこそ謎として残ることができたのなら、世界には痕跡を残すことのできなかった文化が無数にあるのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・あらすじ 古代エジプトに魅せられた天才シャンポリオン(仏)と万能の天才トマス・ヤング(英)のヒエログリフ解読レース ヒエログリフに絡めて古代エジプトの思想(死、保守的、美感)や1800年第の英仏、他の古代文字など様々な事柄について書かれている。 ・感想 未知の言語を解読するには知識、閃き、執念、運、資金、人脈…色んなものが必要になるけどやっぱり一番重要なのはシャンポリオンレベルの「好き」という興味や好奇心なんだろう。

Posted by ブクログ

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