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「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層 ちくま学芸文庫
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「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層 ちくま学芸文庫

竹内整一(著者)

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「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/01/12
JAN 9784480511553

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2024/08/04

「おのずから」と「みずから」、そしてその「あわい」に日本の思想と文化の根本特性が現れている、とする著者の代表作。 個人的には、豊かな説得力を持っていると感じるが、著者の思索そのものは、ここで論じられている西田幾多郎、九鬼周造、清沢満之などの深みに遠く及ばない。 とはいえ、その着...

「おのずから」と「みずから」、そしてその「あわい」に日本の思想と文化の根本特性が現れている、とする著者の代表作。 個人的には、豊かな説得力を持っていると感じるが、著者の思索そのものは、ここで論じられている西田幾多郎、九鬼周造、清沢満之などの深みに遠く及ばない。 とはいえ、その着眼点の秀逸さと、適切な引用は、読むものを飽きさせない。 私は西田幾多郎と九鬼周造の原典を読む機会を与えてくれたことに感謝している。 西田は「日本文化の問題」から、 「私は日本文化の特色と云ふのは、主体から環境へと云ふ方向に於て何処までも自己自身を否定して物となる、物となって見、物となって行ふと云ふにあるのではないかと思ふ。己を空うして物を見る、自己が物の中に没する、無心とか自然法爾とか云ふことが、我々日本人の強い憧憬の境地であると思ふ。」 九鬼は、日本の思想文化の大事な要素として「自然」「意気」「諦念」の三つをあげている。「自然」という「おのずから」と、「意気」という「みずから」、そして「諦念」という「あきらめ」とが、われわれの発想の基本性格としてあるという。(「日本的性格」) 後者の原典は、これから読むところだが、この二人の思想家の日本文化論はさすがに本質を抉り出していると感じさせられる。

Posted by ブクログ

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