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「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層 ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2023/01/12 |
| JAN | 9784480511553 |

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「おのずから」と「みずから」
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
私の知り合いが、昨年読んだ本で一番良かった、と絶賛していたので読みました。 正直、引用が現代語じゃない物がほとんどなので、全然頭に入らなく、途中だいぶ飛ばしてしまいました。でも、やまと言葉で哲学する章は面白く読めました。 この本を読み始めてから、別の小説や漫画で、おのずからと...
私の知り合いが、昨年読んだ本で一番良かった、と絶賛していたので読みました。 正直、引用が現代語じゃない物がほとんどなので、全然頭に入らなく、途中だいぶ飛ばしてしまいました。でも、やまと言葉で哲学する章は面白く読めました。 この本を読み始めてから、別の小説や漫画で、おのずからとみずからの両方を想起させる言葉に出会うことが何度かありました。今までなら、なるほど、なんかカッコいいこと言ってるな、くらいに流していたところを、これが日本の精神性なのかなと思えるようになりました。 最近で感じたのは、チ。という漫画の最終話に司祭が言った言葉 奇跡とは、 必然に満ちた領域で生まれる 偶然のことです。 …と同時に 偶然に満ちた領域で 必然が生まれることです。 もう一つ、別の小説でも以下のようなセリフがありました(audibleで聞いていたので正確なセリフではありません) 何もないことが、何でもある 私自身も、できるだけ何もないところから、自分の中におのずから湧き起こること(これやってみたいと思ったこと)にしっかり目を向けてたいと思っていたところなので、おのずからとみずからが一致していく感覚があることには共感できました。 私がやっている自然農法と考え方が近い感じがしました
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「結婚することになりました」と、みずから起こしたじしょうをおのずから起こったことのように伝える…そんな日本人の感性をふかーく紐解いていてとても面白い。あくまで学術書なので検証が繰り返される点は少し読みづらく感じた。
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「おのずから」と「みずから」、そしてその「あわい」に日本の思想と文化の根本特性が現れている、とする著者の代表作。 個人的には、豊かな説得力を持っていると感じるが、著者の思索そのものは、ここで論じられている西田幾多郎、九鬼周造、清沢満之などの深みに遠く及ばない。 とはいえ、その着...
「おのずから」と「みずから」、そしてその「あわい」に日本の思想と文化の根本特性が現れている、とする著者の代表作。 個人的には、豊かな説得力を持っていると感じるが、著者の思索そのものは、ここで論じられている西田幾多郎、九鬼周造、清沢満之などの深みに遠く及ばない。 とはいえ、その着眼点の秀逸さと、適切な引用は、読むものを飽きさせない。 私は西田幾多郎と九鬼周造の原典を読む機会を与えてくれたことに感謝している。 西田は「日本文化の問題」から、 「私は日本文化の特色と云ふのは、主体から環境へと云ふ方向に於て何処までも自己自身を否定して物となる、物となって見、物となって行ふと云ふにあるのではないかと思ふ。己を空うして物を見る、自己が物の中に没する、無心とか自然法爾とか云ふことが、我々日本人の強い憧憬の境地であると思ふ。」 九鬼は、日本の思想文化の大事な要素として「自然」「意気」「諦念」の三つをあげている。「自然」という「おのずから」と、「意気」という「みずから」、そして「諦念」という「あきらめ」とが、われわれの発想の基本性格としてあるという。(「日本的性格」) 後者の原典は、これから読むところだが、この二人の思想家の日本文化論はさすがに本質を抉り出していると感じさせられる。
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