1,800円以上の注文で送料無料

沖縄戦火の放送局 軍隊に飲み込まれたラジオ
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

沖縄戦火の放送局 軍隊に飲み込まれたラジオ

渡辺考(著者)

追加する に追加する

沖縄戦火の放送局 軍隊に飲み込まれたラジオ

定価 ¥2,200

1,045 定価より1,155円(52%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大月書店
発売年月日 2022/12/16
JAN 9784272521180

沖縄戦火の放送局

¥1,045

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/29

沖縄放送局の戦時のルポ。多くの資料、手記、証言を基に書かれている。沖縄でみたひめゆりの塔の戦死した女学生たちの顔が思い出された。サイパン、パラオ・ペリリュー、硫黄島、インパール、フィリピンと沖縄に近づく戦争の影。岩崎局長の手記が迫る空気を如実に語っている。岩崎が煩悶と何度も書いて...

沖縄放送局の戦時のルポ。多くの資料、手記、証言を基に書かれている。沖縄でみたひめゆりの塔の戦死した女学生たちの顔が思い出された。サイパン、パラオ・ペリリュー、硫黄島、インパール、フィリピンと沖縄に近づく戦争の影。岩崎局長の手記が迫る空気を如実に語っている。岩崎が煩悶と何度も書いているが、放送人としての使命感が軍部の力に抑え込まれていく。著者がエピローグで強調している「権力が暴力に変わる前に、それを押しとどめる空気を作るのがメディアに関わる人間の仕事である。権力が牙をむき、戦争が始まってからでは遅いのである。」今のメディアがそんな使命感を持っているのか残念ながら疑問だ。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品