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今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 講談社現代新書2690
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今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 講談社現代新書2690

箱田徹(著者)

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今を生きる思想 ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方 講談社現代新書2690

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/12/15
JAN 9784065304587

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今を生きる思想 ミシェル・フーコー

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商品レビュー

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2025/03/04

はじめに - 社会の変化の背景: 2007-2008年のリーマンショック以降、世界は大きな経済危機を経験し、多くの国で既存の体制に対する異議申し立てが行われた。 - 広場革命: 中東やヨーロッパでの「広場革命」は、体制への挑戦という共通点があり、政権交代を引き起こした。 - 気候...

はじめに - 社会の変化の背景: 2007-2008年のリーマンショック以降、世界は大きな経済危機を経験し、多くの国で既存の体制に対する異議申し立てが行われた。 - 広場革命: 中東やヨーロッパでの「広場革命」は、体制への挑戦という共通点があり、政権交代を引き起こした。 - 気候ストライキ: グレタ・トゥーンベリによる気候ストライキは、産業革命以後の気温上昇を抑える重要性に対する意識を高めた。 拒否の力 - 拒否の重要性: 社会が変化する際、人々が「当たり前」を拒否することが重要であり、この態度は既存の常識を問い直すきっかけとなる。 - 日常の再考: 何が「普通」であるかを見直し、その常識に異議を唱える行動が、社会の変革を促す。 フーコーの思想 - 歴史と現在の問い: フーコーは、私たちが直面している状況を理解するために、耐えがたいものや我慢できないものを問い直すことが重要であると述べている。 - 自己と社会の関係: 社会のあり方をどう変えるかではなく、現在の状況がどのように形成されているかを理解することが重要である。 統治の概念 - 自己と他者の統治: 自己の行動は他者からの影響を受けるため、自己を統治することは難しい。自己の認識と他者の導きが相互に影響を与える。 - 主体化のプロセス: 主体は常に変化し続ける存在であり、自己を導くことと他者からの導きを通じて形成される。 権力と統治 - 権力の新しい理解: 権力は単なる抑圧的なものではなく、個人や集団の行動を促進するものである。権力は流動的な関係であり、常に変化し得る。 - 生権力と規律権力: フーコーは、近代国家の権力が人間の生老病死を管理する生権力にシフトしていることを指摘している。 新自由主義とその影響 - 新自由主義の台頭: 新自由主義は、古典的自由主義が直面した問題への反動として登場し、経済的自由と個人の企業家精神を強調する。 - 市場の役割: 新自由主義において市場は「真理陳述の場」とされ、政府は市場のメカニズムに基づいて統治を行う必要がある。

Posted by ブクログ

2024/12/01

左派インテリがイデオロギーのためにフーコーを利用するというのは昭和の時代にはよく見られたが、今さらそんなものを見せられるとは思わなかった。編集者は何を考えているのかなあ。

Posted by ブクログ

2023/11/19

ミシェルフーコーの基本ワードを知見のある学者の言葉で再度復習したいと思い。 フーコーが開示してみせた権力概念の刷新とは人間の思考、社会認識の大変革を促し、社会や性、トランスジェンダーを語る上で特に重要なツールとなる。 権力は生産する。その透明なまなざしを内面化する作業をわれわれ...

ミシェルフーコーの基本ワードを知見のある学者の言葉で再度復習したいと思い。 フーコーが開示してみせた権力概念の刷新とは人間の思考、社会認識の大変革を促し、社会や性、トランスジェンダーを語る上で特に重要なツールとなる。 権力は生産する。その透明なまなざしを内面化する作業をわれわれが機械的に、無意識のうちに行うことの気づきと理解。 集団思考が強く、現状維持を金科玉条にする日本人にとって、フーコーは一度触れるべき偉大な思想家ではないでしょうか。

Posted by ブクログ