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見果てぬ王道
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/12/12 |
JAN | 9784163916354 |
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見果てぬ王道
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
国父と呼ばれる孫文、こんなになんというか正直パッとしない、始まる前からオワコン感の強い人物だったのか、、、(フィクション部分あるとはいえ)と結構ふふっとしながら読みました。 同作者の『熱源』、また小川哲さんの『地図と拳』あたりを読んで、高校世界史の図説タペストリーを読み読み中国...
国父と呼ばれる孫文、こんなになんというか正直パッとしない、始まる前からオワコン感の強い人物だったのか、、、(フィクション部分あるとはいえ)と結構ふふっとしながら読みました。 同作者の『熱源』、また小川哲さんの『地図と拳』あたりを読んで、高校世界史の図説タペストリーを読み読み中国の近代革命については少々勉強してあたので、さらに学びにもなりました。 歴史の教科書だけではどうしても袁世凱がトップに立ったあたりとか??なんでそうなる?と思った記憶がありますが、当事者に近しい梅屋庄吉も“ぽかんと口をあけた”という反応になること、とても納得して歴史が文字だけでなくストンと落ちました。 梅屋庄吉が主人公であるためか、日本と中国とはいえ、長崎と上海の近さを感じました。距離的にも文化的にも。いや文化的にも、、と思いましたが、梅屋庄吉の中国人に対する一歩引いた距離感も感じました。自分は個人として孫文に惹かれていて全力でサポートはするが当事者ではないという微妙な距離感。 老年になった梅屋庄吉が自分のことを「ただの成金じゃ」って言っていましたが、こういうのを「成金」っていうんだなって改めて。小説から学ぶことって本当に多いなぁって実感しました。 前述の『熱源』の主人公のひとりが南極へ行ったときの犬橇の登場などは胸熱でした。なるほど撮影してたんですね!!
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どう切り取っても思想、政治がが含まれてくる難しいテーマの中で、孫文を陰に日向に支え続けた日本人から語るというのは絶妙な距離感だし、もうそれだけでドラマ生まれてるすな。
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中華革命の象徴的存在、孫文を主に金銭面で生涯支え続けた梅屋庄吉と、その家族の物語、と言うと、小難しい革命の話かなと思ったら、ほぼほぼ庄吉の商売繁盛記だった。それはそれでおもしろいんだけど、商売が何度かの失敗を経てだけど、結構サクサク大金持ちになったり、そもそも孫文にそこまで入れ込...
中華革命の象徴的存在、孫文を主に金銭面で生涯支え続けた梅屋庄吉と、その家族の物語、と言うと、小難しい革命の話かなと思ったら、ほぼほぼ庄吉の商売繁盛記だった。それはそれでおもしろいんだけど、商売が何度かの失敗を経てだけど、結構サクサク大金持ちになったり、そもそも孫文にそこまで入れ込んだ理由がわからなくなるほど、段々孫文との付き合いが希薄になってきて、あれ何の話だっけってなったりして、なんだか登場人物に入れ込めないまま終わってしまった。
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