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家康の海
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2022/12/08 |
| JAN | 9784569853581 |
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家康の海
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
図書館に大河ドラマ用の特設コーナーがあり、そこで展示されていたので借りて読む。著者の植松三十里さんは女性。みどりと読む。さんじゅうりと読むと思い、戦国物を得意とする硬派の作家と勘違い(男性的なイメージ)。みどりさん(女性)らしい作風なのだろうけれども、政治問題や国際問題よりも人間...
図書館に大河ドラマ用の特設コーナーがあり、そこで展示されていたので借りて読む。著者の植松三十里さんは女性。みどりと読む。さんじゅうりと読むと思い、戦国物を得意とする硬派の作家と勘違い(男性的なイメージ)。みどりさん(女性)らしい作風なのだろうけれども、政治問題や国際問題よりも人間的な心の機微を扱った小説。 戦国を終わらせたい家康と、戦国の世に翻弄された人々、といった内容で、戦いの場面はなかった。 おたあジュリアや三浦按針は以前から知っていて、キリスト者として興味があった。それもあって読んだ。その興味は満たされたが、期待していたような内容ではなかったので星は三つ。 こういう作風が好きな方にはもっと評価が高いのだと思います。
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こういう視点で書かれた家康の話はもしかしたら初めてだったかもしれない。多分この話に書かれた家康だけでなく、戦さのない世にしたいのは皆同じだったろう。江戸幕府はそれでも一定の期間、国内から戦をなくし、世界とも鎖国によってその芽を摘んだ。 今の世の中で、この時の日本のように鎖国が政策...
こういう視点で書かれた家康の話はもしかしたら初めてだったかもしれない。多分この話に書かれた家康だけでなく、戦さのない世にしたいのは皆同じだったろう。江戸幕府はそれでも一定の期間、国内から戦をなくし、世界とも鎖国によってその芽を摘んだ。 今の世の中で、この時の日本のように鎖国が政策として成り立つ国はほぼないだろうと思うから、やり方として参考にはできないし、戦のない世にしたい思いはいくら強くても、今の世界を見ればわかるようにそれでも戦は起こる。 この話自体は、登場人物それぞれ掘り下げればとんでもない長い話になったろう。それをあまり掘り下げなかったから、読みやすくはなっているけど、テーマは面白いんだから、ちょっと残念な出来だったかな…
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