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洋装の日本史 インターナショナル新書112
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2022/12/07 |
JAN | 9784797681123 |
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洋装の日本史
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
昔は洋服を着るのに「礼法」を習わないといけなかったのね。今では着物を着るのに礼法が必要になってしまった。 洋服を着た日本人に見慣れるまでが大変だっただろう。
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私も関東大震災をきっかけに着物文化が廃れていったと思っていたので、新たな視点は興味深く読んだ。ただし持論のゴリ押し感が拭えない内容でもある。 私は3年程着物暮らしを実践していたので洋装化への気持ちの流れはよくわかる。おしゃれ着としての着物は見栄えもするし体型も気にならないし流行り...
私も関東大震災をきっかけに着物文化が廃れていったと思っていたので、新たな視点は興味深く読んだ。ただし持論のゴリ押し感が拭えない内容でもある。 私は3年程着物暮らしを実践していたので洋装化への気持ちの流れはよくわかる。おしゃれ着としての着物は見栄えもするし体型も気にならないし流行り廃りも少ないので、長く着用できる利点は大いにあるものの、マイナス面として暑い、重い、目立つ、に加えこの本でも度々取り沙汰されるように袖は確かに邪魔になる。 親から受け継ぐ着物があるとか古着に抵抗がないとかただひたすらに着物が好きであるとかでもない限り高価になってしまった着物は昨今なかなか手が出ないだろう。洋装化から150年、じわじわと洋装化は進み着物で職場や学校に行ったらギョッとされる程には遠くなってしまった。ドレスにしろ着物にしろ女性を家に縛り付ける要素も多分にあることが服装を変換させる流れになっていったことは納得できる。
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家政学に対して、やや攻撃的すぎるのでは…?と思いながらも、最後まで面白く一気に読んでしまった。 あとがきを読んで、筆者がなぜここまで家政学者を批判するのか理由が明らかになった。歴史を語るには、緻密で繊細で注意深い分析と、ダイナミックな視点の双方が欠かせない。筆者は本書を通してそれ...
家政学に対して、やや攻撃的すぎるのでは…?と思いながらも、最後まで面白く一気に読んでしまった。 あとがきを読んで、筆者がなぜここまで家政学者を批判するのか理由が明らかになった。歴史を語るには、緻密で繊細で注意深い分析と、ダイナミックな視点の双方が欠かせない。筆者は本書を通してそれを実践し、歴史学の何たるかを体現してみせた。その姿勢は家政学者だけでなく、今日あらゆるメディアに蔓延る誤った歴史認識に対しても、厳しい喝を入れているようである。
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