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祝祭のハングマン

中山七里(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2023/01/10
JAN 9784163916446

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商品レビュー

3.3

86件のお客様レビュー

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2024/02/12

警官が主役のごく普通の警察小説かと思いきや、途中から主人公の立ち入りがどんどん変わって、タイトルの意味やカバーの絵はそういうことか!と納得!

Posted by ブクログ

2024/01/07

  昨年末に発売された「禁断の罠」というアンソロジーを読み、中でも「ハングマン-雛鵜-」が面白く、調べてみると23年初めに長編が発売されている事がわかり、購入した次第だ。読むまでに時間が空いてしまったが、早速一気読みしてしまった。   主人公は女刑事の春原瑠衣。彼女の父親は中堅ゼ...

  昨年末に発売された「禁断の罠」というアンソロジーを読み、中でも「ハングマン-雛鵜-」が面白く、調べてみると23年初めに長編が発売されている事がわかり、購入した次第だ。読むまでに時間が空いてしまったが、早速一気読みしてしまった。   主人公は女刑事の春原瑠衣。彼女の父親は中堅ゼネコンの課長であり、母親は他界している。  父親の働いているヤマジ建設の別部署の課長が交通事故で亡くなり、続けて経理部署の課長も駅構内での転落事故で死亡する。瑠衣はヤマジ建設事件の担当になるが、事故としての不振点を感じつつも他殺としての証拠はないまま。更には父親の様子も少しずつ変化していき、すれ違いがおき始める。とある日、現場で父親が事故に巻き込まれ、搬送先の病院でなくなり。被害者の家族という側面からヤマジ建設事件の担当も外されてしまう。  一向に進まない調査。日を追うごとに成長していくヤマジ建設。怪しい側面がありながら手が出せない焦燥感。読者にもヒリヒリと伝わってくる。  ベースは春原瑠衣の視点で物語は進行していく。警察組織内での不満や葛藤、帰宅したあとの父娘の関係性。日常的な部分から瑠衣の性格や考え方が読者に共有されていきながら、父親の死という転換がある。父親の死以降は殆どが瑠衣の苦悩と葛藤、やるせなさ、悔しさで埋め尽くされていく。  探偵の鳥海との出会いも最初は意外なもので、殺害された人物の一人、須貝の友人として葬式に参列しており(案山子の様な人物)、警察聞き込みをしている際に再度現れ徐々に素性が明かされていく。  法で裁けない悪を裁くという設定はありがちかも知れないが、瑠衣の決意や葛藤が描かれている部分は新鮮に見える。決して超人的な能力を持った探偵ではないが、冷静さ、冷酷さが際立っている探偵達だ。また、過去の「執行」について瑠衣に直接明かされていない部分や、鳥海が瑠衣を最後まで信用していない部分はリアリティを感じた。 しかし、ここまで用心深い鳥海が事情があったとしても警察官の瑠衣を巻き込む部分は疑問。当然、物語はこうならなければ展開しない訳だが、少し違和感をもってしまった。瑠衣の葛藤も理解出来るが、何故か全体的にシュールに感じるのは作風のせいだろうか。読むだけで後悔する様な、心を押し潰される様なそんな強い引力は無い。殺人描写が妙に淡々としており(父親等も結果報告の様な印象だ)もっと壮絶な事件があっても良かった(同時に進んでいた大量殺人事件の方も気になるなぁ) 最後、今までの結果と違った「執行」になるが、過去にも同様に殺人とわかりきった執行をしてきたのか、で印象がかわる。事故に見せかけて、が一番鳥海の性格に合っているイメージなのだが、バックボーンがちゃんとあって彼の性格が紐解かれていくと更におもしろそうだ。  今作は是非シリーズ化で読みたい作品だ。アンソロジーの方は続編がありそうだし、とても面白そうな内容だ。今後の瑠衣の関わり方や、鳥海や比米倉の出会いや過去にもフォーカスをしながら是非進めて欲しい。  

Posted by ブクログ

2023/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほぼ確定なのに法では裁けない罪人に対して私刑執行人が活躍する小説。しかし、刑事の瑠衣視点で主に描かれている。父親が殺されたとはいえ、瑠衣の軽率な言動に嫌悪感しかなかった。思慮深いこともなく、すぐにキレて軽率な行動をとる。その結界周りに迷惑かける。やらかした後で何回自己嫌悪するのか。ただ自分がそうなったら色々な感情がごちゃ混ぜにはなるのだろう。最後の局面になって話が進む。話しとしては面白いので続編に期待。

Posted by ブクログ

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