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ミン・スーが犯した幾千もの罪 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2022/11/18 |
| JAN | 9784087607819 |
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ミン・スーが犯した幾千もの罪
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ミン・スーが犯した幾千もの罪
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
アメリカ大陸横断鉄道が開通する前夜、おそらく1860年代半ば頃。西部の地に復讐に燃えるひとりの男の姿があった。 彼の名は〈ミン・スー〉。中国系移民(苦力か?)の2世で、母親は彼を産んですぐに亡くなり、父親に孤児院へ預けられる。その後は育ての親であり且つ彼に生きる術、即ち殺しの技...
アメリカ大陸横断鉄道が開通する前夜、おそらく1860年代半ば頃。西部の地に復讐に燃えるひとりの男の姿があった。 彼の名は〈ミン・スー〉。中国系移民(苦力か?)の2世で、母親は彼を産んですぐに亡くなり、父親に孤児院へ預けられる。その後は育ての親であり且つ彼に生きる術、即ち殺しの技術を教え込む恩人〈サイラス・ルート〉に拾われる。サイラスの後見のもと仕事をこなしていくが、ある時に阿片窟で運命の女性〈エイダ〉と知り合い駆け落ち、束の間の幸福な時を過ごす。 が、これに怒ったエイダの父親に差し向けられた男達の暴力によって二人は引き離され、ミンは過酷な鉄道線路敷設工事現場に作業員として送り込まれ、不遇を託つことになる。現場から逃げ出したミンは自身を貶めた男達への復讐を誓うと共に愛する女性・エイダをその手に取り戻すべく、長い旅路を往くのであった。 硝煙と血飛沫が舞い烟るハードなウェスタン・ドラマである一方で、旅の途上でミンと同道することになる老師父や見世物一座の面々が超能力者集団(!)であったりと、予想外のファンタジックな要素まで盛り込まれた物語。この超能力については個人的には浮いてしまっていると感じたので、賛否あるだろうな。 また、長く過酷な旅の倦怠や緩慢を表現したものか、中盤がものすごくだれる。物語開始早々にパッパッとターゲットとなる仇をひとりふたりと始末し、とんでもないテンポで話が進み出すのかと思いきや上述の一座と旅を始めた途端に停滞しだす。インディアンやギャングの襲撃だったり座員との軋轢や老師父・座長との死別、一座の紅一点との淡いロマンスやテレパシー使いの少年との交流という出来事が描かれ、さながら『機動戦士ガンダム』のようである。 ただ『ガンダム』と大きく違うのは、ミンは精神的にも技量的にも既に完成した存在であり、様々な出来事が彼に変化や成長をもたらしたような描写に乏しい為に「結局何だったんだ」感が否めず、ミンに残ったものは旅そのものやアメリカ西部の過酷な環境、人間関係、戦闘による「疲労と消耗」、そしてラストシーンでの彼にとって巨きな存在の「喪失」と悉く得る物が少なく、また読者においても目的完遂した際のカタルシスを期待するものだがそれも無く、無味感に包まれてページを閉じたのでありました。 ある意味で男の孤独・悲哀を醸し出したラストだったと言えなくも無いが、それにしては道中賑やかだったしやっぱり超能力はなくて良かったんじゃないかなと思いました(しつこい)。 1刷 2024.12.6
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ひと癖ある西部劇。 キャラクターが魅力的で個性があり良かった! そして超能力とか出てくる少しSF的な預言者とかも出てくると言えば本当に西部劇かと思うかもしれないが、もう硬派な西部劇です! 物語は分かりやすく 全てを奪われた男が自分を貶めてた奴らを1人残らず殺していくという復讐劇...
ひと癖ある西部劇。 キャラクターが魅力的で個性があり良かった! そして超能力とか出てくる少しSF的な預言者とかも出てくると言えば本当に西部劇かと思うかもしれないが、もう硬派な西部劇です! 物語は分かりやすく 全てを奪われた男が自分を貶めてた奴らを1人残らず殺していくという復讐劇。 その旅にある一座と出会うのだが・・ と言った具合 最初は少し慣れない言葉や風景のオンパレードで戸惑ったが慣れれば苦ではなくなる 少しボリュームはあるが 西部劇始めての僕でも読めたのでおすすめ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
妻を奪われ、鉄道工事の労力にされてしまった中国人の殺し屋ミン・スー。工事現場から逃げ出したミンはアメリカ大陸を横断し、西海岸にいる妻を取り戻す復讐の旅に出る。 道中の仲間達が異能者だったり、物語中の死の描写がマジックレアリズムっぽかったり、荒涼とした開拓時代のアメリカ大陸を舞台にした物語の雰囲気は最高なのだが、それだけで読ませる作品。 ミステリー界隈で話題になった作品だったので、仕掛けや伏線回収に妙な期待を抱いてしまったが、その手の構成は皆無だったのが残念。 旨いこと映画化したらすごく面白いロードウェスタン活劇になるとは思う。
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